2017.03.22 21:55|3169 ミサワ
(2017年3月22日19時30分発表)

売上高 81.47億円(前期比+0.8%) 会社予想 85.01億円(未達
営業利益 -1.79億円(前期0.79億円) 会社予想 2.48億円(未達
経常利益 -2.15億円(前期0.58億円) 会社予想 2.30億円(未達
当期純利益 -4.16億円(前期-0.76億円) 会社予想 1.56億円(未達

・売上高営業利益率(2016年度4Q)→2017年度4Q
(2016年度4Q 0.99%)→-2.20%(悪化
・売上高経常利益率
(2016年度4Q 0.72%)→-2.65%(悪化
・売上高純利益率
(2016年度4Q -0.94%)→-5.11%(悪化
・売上高原価率
(2016年度4Q 44.66%)→43.26%(改善
・売上高粗利益率
(2016年度4Q 55.34%)→56.74%(改善
・売上高販管費率
(2016年度4Q 54.35%)→58.94%(悪化
・販管費率(対粗利益)
(2016年度4Q 98.22%)→103.88%(悪化

・営業利益の四半期別前年比
1Q +259.89%
2Q -18.96%
3Q 赤字化
4Q 赤字化

 元来は15日発表予定の本決算ですが11日IRで基幹システムの変更のよる延期を発表しており、IRの言う通り決算発表日を「事前」に発表するのを待っていたのですが、本日の夜にいきなり決算を出してきました。株主ではないですが少しイラっとしますね(笑)。

 決算数字は3Q時にすでに未達と予想しており当然赤字も想定していたので問題は幅でありましたが、4Q単体の営業損失が-2.62億円とかなり大きくイメージしていたより悪い数字でした。

 経常利益、純利益の額が大きくなったのは、設備などの減損損失として1.95億円を計上したためではありますが、営業利益は出店や移転、増床、新ブランド立ち上げなどの初期費用もあり、過去最大の損失で現状のまま出店を続けることが正しいのか疑問の出る結果となっています。
 伸びている小売銘柄のように「出店の費用などがありましたが既存店が好調のため増益を維持」とかならいいと思うのですが、既存店などが伸びていないのに高そうな立地に出店を続けているのは正解なのか、飲食系銘柄の月次などを見続けていて思うようになりました。3Q時も書きましたが、実際問題あまり売れなくて大規模なセールをしていたわけですから、どうなのかなと。

●セグメント別
・unico事業
売上高 80.03億円(前年同期比+0.7%) 2Q時 -2.1% 3Q時 -1.5%
セグメント損失 -1.60億円(前年は0.86億円) 2Q時 +13.9% 3Q時 -48.1%

 売上高は3Qまで前期比マイナスでしたが4Qでプラスに転換。11月に奈良店、新ブランドの店舗が10月以降に5店舗出店と売上に貢献したと考えられ4Q単体の売上高は前年同期比+7.51%と売上高はまずまずの伸び。ただ、気になるのは既存店売上がどうだったかなので、その辺りは決算資料が出たら確認したいと思います。

 良く言えば経費先行で営業損失になったのですが1、2Qも金額的には悪い部類ですし、そもそも既存店が伸びない中、新ブランドに注力している状態なので、そりゃ赤字になるよねと言う感じも。短信によると今期もunicoブランドで3~4店舗、新ブランドで4~5店舗、合計で7~9店舗を出店する予定となっているため、当面厳しい状態が続く印象ですね。

・food事業
売上高 1.44億円(前年同期比+11.9%) 2Q時 +19.3% 3Q時 +10.0%
セグメント損失 -0.18億円(前年同期-0.06億円の損失) 2Q時 11.6万円 3Q時 -0.02億円

 元々収益化していない事業ですが11月には新業態をオープンして、セグメント損失は拡大。unico roomと「相互送客による好循環が~」とあるのですが、この事業を運営していることでunicoの家具などがどれだけ売れたか数字を出せるんでしょうかね? あるなら資料で見てみたいものですが、どうなんだろう?

 決算と同時に3年間の中期計画を出しているのですが、足元の予想からも外れているのであまり参考にならない気がします。業績悪化や赤字を出した会社って、中期計画を出したがりますが意味あるのかな? とずっと決算書などを読んでいて考えるようになりました(笑)。予想が出来なくて足元の業績が悪化してるのに数年後の見通しが出せるってスゴイなぁと。「目標」なら分かるのですが、「計画」ですからね。

 業績の差異についてでも触れられていますが、前年度に紆余曲折を経てこれぐらいだろう、と算出したポイント引当金、株主優待引当金が今期も増額されており利益を圧迫しているのが気になります。昨年度総額で2.1億円だったものが2.86億円になっており0.76億円も増えてしまいました。-1.79億円の営業赤字だった会社ですから勿体ないと感じてしまいますね。

 出店を継続しているからかもしれませんが、上場した2012年度の現金及び現金同物が3.56億円で2017年度末が6.47億円となっており、上場して6期経った割には増えていないのも気になります。自己資本比率も前期末で43.7%、17年度末で32.7%と11%も下がってしまっており、長短の借入金も15年度末が8.34億円、16年度末が9.48億円、17年度末が15.31億円と急増しているので、財務の方も少し心配になってきました。もちろん、今している施策が今期以降に実を結ぶのなら問題ないので、今どうこうではありませんが気になる箇所ではあります。

 今回の数字で目標株価を算出すると、1円でした。正確にはマイナスなのですが株価にマイナスはないので1円です。会社の今期予想の営業利益で概算すると314円ほどであり、今日の終値は463円。直近の安値が402円ですから、良くて314~402円ぐらいかなと。500円以下になると売買する値幅が小さいので、赤字を垂れ流し続けたり、不正を行ったりと余程ヒドイ状態にならないと300円を切ったりはしないかと考えているので、現状はこれぐらいに設定しておこうかと思います。

 とりあえずは現在の施策等が今後成果を出せるのかに注目して行こうと思います。正直、ここの家具って高いんですよね(苦笑)。ネットショップで良い店を見つけたのですが、製品や木材、工法の説明などもしっかりしており中間ルートを省いているので値段もかなりお手頃なのに安っぽくないので、お金のない自分はこちらで買うかもしれません。唯一の難点は触って確認出来ないことですが、これは仕方ないでしょう。まぁ、良い悪い、高い安いは人それぞれなので自分が見た製品を見て、他の人はボロクソに言うかもしれませんが(笑)。

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2016.12.10 13:26|3169 ミサワ
(2016年12月9日16時発表)

売上高 59.93億円(前期比-1.4%
営業利益 0.83億円(前期比-47.6%
経常利益 0.02億円(前期比-98.1%
当期純利益 -0.87億円(赤字化

・売上高営業利益率(2016年度3Q)→2017年度3Q
(2016年度3Q 2.61%)→1.39%(悪化
・売上高経常利益率
(2016年度3Q 2.52%)→0.05%(悪化
・売上高純利益率
(2016年度3Q 1.13%)→-1.47%悪化
・売上高原価率
(2016年度3Q 44.24%)→41.58%(改善
・売上高粗利益率
(2016年度3Q 55.76%)→58.42%(改善
・売上高販管費率
(2016年度3Q 53.14%)→57.03%(悪化
・販管費率(対粗利益)
(2016年度3Q 95.31%)→97.62%(悪化

・営業利益の四半期別前年比
1Q +259.89%
2Q -18.96%
3Q 赤字化

 前日の12/8にフィリピンの製造工場での火災による特別損失の計上を発表、短信と同時にインド支店開設のIRを出しています。事業内容は「現地における情報収集・市場調査・海外協力工場の開発等」だそうです。

 年初からの円高傾向により徐々に原価率は改善を見せて前年度末の44.66%から41.58%まで低下。2015年度が42.00%で14年度が41.82%ですからやっと適正値付近まで来た印象です。ただ、これは「10月」までのドル円が100円台前半だった時期のことであり、4Q期間に入った11月から急激に110円台まで円安が進行しましたから、今までのここの決算傾向から見るとマイナスかなと思われます。
 円高が進行して原価は改善傾向ですが、逆に為替差損は拡大とチグハグですが、金額の変動額で見れば原価の方が3倍ほど大きいので、円高の方が都合が良いことは変わらないかなと思います。

●セグメント別
・unico事業
売上高 58.93億円(前年同期比-1.5%) 2Q時 -2.1%
セグメント利益 0.85億円(前年同期比-48.1%) 2Q時 +13.9%

・food事業
売上高 0.99億円(前年同期比+10.0%) 2Q時 +19.3%
セグメント損失 -0.02億円(前年同期-0.06億円の損失) 2Q時 11.6万円

 3Q期間には新ブランドunico room2店舗を新規出店。店舗の写真を見る限りだと家具店と言う感じではなくて、ラグやカーテン等の小物中心の雑貨屋さんと言う雰囲気ですね。

 営業利益0.83億円に対して経常利益が0.02億円になった主要因は営業外費用の為替差損で0.78億円を計上。昨年同期が0.06億円ですから急増してしまいましたね。2Q時点でも0.56億円あったのですが、1Qの営業増益の貯金があったため目立ちませんでした。3Q単体で営業赤字になったことで急に存在感が増した印象です。3Q単体の営業赤字額は0.97億円で上場以来最大の赤字額。昨年比で1.02億円ほど減ったことになります。

 今期は例年より在庫が多く棚卸資産の合計は3Q時で14.56億円ほど。過去3年の3Q時の平均が11.04億円なので現状はかなり多すぎる印象です。在庫を流動資産に多く計上しているため会社の財産価値が多く見積もられるので目標株価を算出する時に余計なプラスとなってしまうため、この辺りは割り引いて考えないといけないかなと思います。売上高がガンガン伸びているなら話は別ですが、減っている状況での在庫増ですからね(苦笑)。商品別の在庫は分からないのですが、何を増やしているんでしょうね? 現状はラグやカーテンに力を入れているので、そういった小物でしょうか。

 製造工場の火災で火災損失0.60億円を特別損失に計上したため、純利益は赤字に。現場検証で事件性はないとの判断らしいのですが、原因は不明らしいです。現在は保険会社に火災保険の適用を申請しており、結果待ちのようです。幸い元々在庫はダブついている状況なので販売への影響は軽微かなと思います。
 ただ、9/12に発生した火災を12月に発表と言うのは遅い気がしますし、延焼部分が小規模で被害額は少ないと判断して発表していなかった割には、特別損失は0.60億円とこの会社の利益で考えれば大きなものでしたし、小規模だったのに再開が1月中と遅いと言うのは少し疑問も。

●通期予想 → 3Qとの差 → 前年度4Q単体(必要な伸び率)
売上高 85.01億円 → 25.08億円 → 20.04億円(+25.14%
営業利益 2.48億円 → 1.65億円  → -0.79億円の赤字
経常利益 2.30億円 → 2.28億円 → -0.95億円の赤字
純利益 1.56億円 → 2.43億円 → -1.45億円の赤字

 今期の四半期単体の売上高の推移が1Qから21.66億円、19.63億円、18.62億円と右肩下がりの中、いきなり+25.1%を期待するのは正直無理かなと思いますので、ほぼ未達でしょう。
 利益に関しては昨年度4Q単体が赤字だったこともあり比較は難しいですが、業績好調だった14年度4Qの営業利益が1.48億円、経常利益が1.33億円、純利益が0.57億円だったことを考えると、こちらも未達が想定されます。

 ONLINESHOPのサイトを見ると12/1~1/31の期間で大規模なセールが開催されており、MAX50%OFFで家具、ラグ、カーテン、寝具、雑貨が購入出来るようです。2か月間のロングセールと言うのは結構異例なことじゃないでしょうか。在庫が多いと管理費などもかかりますし、粗利益率を下げてもとにかく売上と利益を捻出しようと言う姿勢の表れかもしれませんね。ただ、パッ見ではありますが家具の30%OFFでもまだ高いなぁと感じてしまいます(これは自分が貧乏だからではありますが(笑))。カーテンやラグなどは50%OFFで8,000円台だったものが4,000円台で買えるなどお得感がありますね。興味のある方は、サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。ttp://www.unico-fan.co.jp/

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2016.09.11 13:54|3169 ミサワ
(2016年9月9日16時発表)

売上高 41.30億円(前期比-1.9%) 1Q時 +1.1%
営業利益 1.80億円(前期比+17.9%) 1Q時 +259.9%
経常利益 1.22億円(前期比-16.7%) 1Q時 +193.6%
当期純利益 0.52億円(前期比-24.7%) 1Q時 +1703.5%

・売上高営業利益率(2016年度2Q)→2017年度2Q
(2016年度2Q 3.63%)→4.37%(改善
・売上高経常利益率
(2016年度2Q 3.49%)→2.96%(悪化
・売上高純利益率
(2016年度2Q 1.65%)→1.27%(悪化
・売上高原価率
(2016年度2Q 44.40%)→42.30%(改善
・売上高粗利益率
(2016年度2Q 55.60%)→57.70%(改善
・売上高販管費率
(2016年度2Q 51.97%)→53.34%(悪化
・販管費率(対粗利益)
(2016年度2Q 93.46%)→92.43%(改善

・営業利益の四半期別前年比
1Q +259.89%
2Q -18.96%

(1Q時の利益面が異常に高い伸びになっているのは昨年度の業績が悪すぎて数字が小さいためなので参考程度です)

 原価率が2.1%下がって粗利益が上昇。販管費率1.37%が上昇してしまいましたが金額ベースでは、原価が-1.21億円の減少対して、販管費が0.16億円の上昇ですから%ほどは気にしなくて良いのかなと。売上高原価率は1Q時で44.09%あり、下げれるか注目していただけに42%台まで戻せたのは良いニュースではあります。数字的には会社側がコスト増加を抑えようとしている雰囲気は感じれる決算かと思えますね。ただ、減収と言うのが…。

●セグメント別
・unico事業
売上高 40.62億円(前年同期比-2.1%
セグメント利益 1.80億円(前年同期比+13.9%

・food事業(food事業は家具の世界観を伝えるだけの事業なので業績にはあまり関係ありません)
売上高 0.68億円(前年同期比+19.3%
セグメント利益 11.6万円(前期は520万円の損失)

 営業利益が増加して、経常利益が減少したのは営業外費用に為替差損0.56億円(前期は0.06億円)を計上したためで前期から引き続き為替に苦戦中です。

 説明会資料が2週間後ぐらいなので正確な数字ではないのですが、現状の店舗数は36店舗。今期は移転と増床がメインなのですが、2016年末の説明会資料では「秋以降に1~2店舗」(条件交渉中)となっており、本当に出店できるのか注目していますが、現状の業績を考えると既存店の立て直しの方が優先されそうな気がします。

 2Q累計の売上高は前期比-1.9%ですが、2Q単体で見ると-4.92%、営業利益は+17.9%ですが-18.96%の減益となっており、昨年度2Q単体のように増収減益ではなく、減収減益ですから、かなり悪い数字ではあります。移転と増床期間がありましたし新規出店もないので減収も仕方ないのですが、3Q以降に急激に立ち直るかと言うとまだ厳しい印象です。8月の小売が弱かっただけに3Q期間の一発目である8月も期待しづらいですしね。

 既に7月に通期の下方修正を発表しており、売上高85.01億円、営業利益2.48億円へ修正済ですが、2Qとの差額は売上高43.71億円、営業利益0.68億円。昨年度の3、4Q累計は売上高38.71億円、営業損失-0.73億円ですから、売上高は現状を考えると厳しそう。営業利益は…、うーん、どうでしょうか。2Qのコスト低下が為替だけの問題でないならクリアはしそうな気もしますが、為替だけの問題であれば円安が進行したら厳しいのかなと言う印象です。ただ、棚卸資産の水準が前年比で+29.3%も増えているだけに今期中の在庫は既に持っていると考えれば為替が円安傾向になっても影響が出るのは来期かな?と言う気もします。なんにしろせめて売上高が戻らないと成長株としては見られないので頑張って欲しいです。前も言いましたが株主優待やめればいいのに(笑)。

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2016.06.10 12:28|3169 ミサワ
(2016年6月10日16時発表)

売上高 21.66億円(前期比+1.1%
営業利益 0.72億円(前期比+259.9%
経常利益 0.59億円(前期比+193.6%
当期純利益 0.33億円(前期比+1703.5%

・売上高営業利益率(2016年度1Q)→2017年度1Q
(2016年度1Q 0.94%)→3.36%(改善
・売上高経常利益率
(2016年度1Q 0.94%)→2.73%(改善
・売上高純利益率
(2016年度1Q 0.09%)→1.53%(改善
・売上高原価率
(2016年度1Q 43.79%)→44.09%(悪化
・売上高粗利益率
(2016年度1Q 56.21%)→55.91%(悪化
・売上高販管費率
(2016年度1Q 55.27%)→52.56%(改善
・販管費率(対粗利益)
(2016年度1Q 98.32%)→94.00%(改善

・営業利益の四半期別前年比
1Q +259.89%

 利益の伸び率が異常な数字となっていますが、元々の数字が小さいためなので業績的にはあまり良くありません。営業利益の0.72億円はここ5年間で下から2番目ですし、売上高は前年比+1.1%と前期末の34店舗から37店舗に増えた割には伸びませんでした。
 原価率も1~3月の円高で少し改善するかと思ったのですが売上高が上がらなかったので昨年比で悪化と言う結果でした。以前は原価率40~42%だったので、そこまで落とせるか今後の注目点かなと。原価の金額自体はそんなに変わっていないので、とにかく売れるか、売れないかの問題かと。今回は店舗は増えたのに販管費は昨年比で-4%ですから販管費を絞り込んで何とか利益を捻出したような印象も受けます。

 少し気になるのは棚卸資産でしょうか。商品及び製品+仕掛品+原材料及び貯蔵品の合計で棚卸資産なのですが、前年度1Q比で+28.8%も増加。前年度末比でも+6.5%の増加となり、四半期単体では過去最高水準となっています。在庫が積み上がっているのでそのうち大きなセールがありそうな気もしますね。大規模なセールをしないで製品が売れるのがベストですが、消費の落ち込みが続くようならあるかなと。

 ショップニュースを見てみると5/1~6/1の期間、九州の3店舗で家具売上5%を熊本地震への復興支援へ寄付とあるのですが、寄付自体は素晴らしいものの何故に九州の3店舗の売上なのか、他の店舗からや他の施策の方が良かったのではと少し疑問も。

 前年度に引き続き、ポイント引当金と株主優待引当金でそれぞれ1.16億円、1.00億円を計上しているのですが、株主優待は業績が安定するまで止めてもいいような。前年度の当期純利益が-0.76億円の会社が1億円の株主優待を設定しているのはやはり少々無理がある気がします(苦笑)。

 現状は消費意欲が落ちてきており、高額製品などは伸びにくいためニトリなどと違って、ここの製品はお値段は結構するので回復には時間がかかりそうな印象です。昨年比では円高傾向が4月以降も続いているので、2Q期間でその辺りの影響が出てくるのか注目しながら観察しようと思います。

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2016.03.10 22:43|3169 ミサワ
(2016年3月10日19時30分)

売上高 80.79億円(前期比+5.7%
営業利益 0.79億円(前期比-87.7%
経常利益 0.58億円(前期比-91.2%
当期純利益 -0.76億円(前期は3.69億円の黒字)

・売上高営業利益率(2015年度4Q)→2016年度4Q
(2015年度4Q 8.45%)→0.99%(悪化
・売上高経常利益率
(2015年度4Q 8.67%)→0.72%(悪化
・売上高純利益率
(2015年度4Q 4.84%)→-0.94%(悪化
・売上高原価率
(2015年度4Q 42.00%)→44.66%(悪化
・売上高粗利益率
(2015年度4Q 58.00%)→55.34%(悪化
・売上高販管費率
(2015年度4Q 49.55%)→54.35%(悪化
今までは「販管費率(対粗利益)」を記載していたのですが、「売上高販管費率」に変えました。自分で見る分にはいいのですが、一般的な方がいいのでは?と、やっと気づきました(笑)

・営業利益の四半期別前年比
1Q -92.71%
2Q -16.44%
3Q -95.36%
4Q 赤字転落

 3Q発表の17時よりも遅い発表で19時30分発表となりましたが、特別悪い決算の時って何故みんな時間が遅くなるんでしょうかね(笑)。
 内容は売上高以外全てが昨年度より悪化と言う結果で、金額にすると原価で+3.99億円、販管費で+6.04億円で約10億円ほどコストアップ。特に販管費の上昇が前期比+4.8%と大きいです。まだ説明会資料が出ていないので上昇要因はハッキリしませんが、分かる範囲だと「円安」と「ポイント引当金」、「株主優待引当金」の計上、東証一部への指定替え費用の計上でしょうか。

 ポイント引当金1.08億円、株主優待引当金1.02億円の計2.1億円が今期より計上されたため利益を削る結果に。近い規模の企業だとトレファクなどがありますが、こちらの株主優待引当金は0.037億円、ポイント引当金は0.36億円なので、計2.1億円と言うのは結構多い気がします。他の小売銘柄の昨年度末の数字を適当にピックアップすると、
・サックスバー 株主優待引当金 0.15億円(売上高 534億円)
・あさひ 株主優待引当金 0.18億円(売上高 445億円)
・アダストリア その他の引当金 3.58億円(売上高 1,845億円)
・シュッピン ポイント引当金 1.04億円(売上高 191億円)
・KeePer技研 ポイント引当金 0.055億円(売上高 57.92億円)
・ジーフット ポイント引当金 1.92億円(売上高 1,034億円)
・ハニーズ ポイント引当金 0.02億円(売上高 590億円)
 となっており、売上高80億円規模の会社としてはやはり多いです。優待内容としては300株以上保有している株主を対象として保有期間に応じた「15%割引券」数枚とオリジナルグッズ(5,000円相当)一つで、株主数は15年7月時点で約5,000名となっており、数はかなり多い印象です。特定株が64.6%と多いのに、株主数が多いので大半は少数株主なのかな?と思われます。

 決算と同時に「株主総会におけるお土産廃止」も発表してますね。一瞬、優待廃止かと思って、そりゃ良いなと思ったのですが、よく見たらお土産でした(笑)。

●事業別
・unico事業
 カーテンが出張採寸取付サービスなどで売上拡大に寄与。新規出店3店、移転2店で計34店舗に(昨年の本決算説明会資料では35店舗予定)。
売上高 79.50億円(前年同期比+6.1%
セグメント利益 0.86億円(前年同期比-86.9%

・food事業
売上高 1.28億円(前年同期比-12.9%
セグメント損失 -0.65億円(前年同期は-0.10億円の損失)

 来期見通しを読むと家具と言うよりは、カーテンやラグの販売に力を入れるらしく、新規出店は4~5店舗を予定。既存店の移転も予定しているそうです。

●会社来期予想
・売上高 93.83億円(前年同期比+16.1%) 前々期実績 76.41億円
・営業利益 5.31億円(前年同期比+572.2%) 前々期実績 6.46億円
・経常利益 5.02億円(前年同期比+765.5%) 前々期実績 6.62億円
・純利益 2.92億円(黒字化) 前々期実績 3.69億円

 一応、前期より大幅な増収増益予定を出しましたが前々期と比較すると少し物足りない数字ですね。売上高の伸びは今期が+5.7%ですから、それぐらいに抑えても良いのにと思うのですが、+16.1%と強気…。扱っている家具は高くて買ったことないですが好きなので信じたい気もするのですが微妙な数字です(苦笑)。直近は円高傾向と言っても再度円安に振れる可能性もありますし、為替と相談しながら業績を追って行くのが今はいいのかな。昨年一度買った時は下がる前提で買ってみたのですが、ここまで悪化するとは考えていなかっただけに無理にナンピンしなくて良かったかも。

 今回の決算の数字で目標株価を算出すると260円。来期予想の営業利益で概算すると950円。自分の感覚だとこの範囲なら割安となってしまうのですが、開きが大きすぎますね(笑)。数日前に下方修正を出してますが、今日の終値は466円と発表前と同水準。明日以降にどう推移するのか観察してみようと思います。ちょっと市場の評価が知りたいです。
 ちなみに先ほどECBが追加緩和を発表したため、為替はユーロとスイスフランを除いた全通貨が円安となっていますので、ミサワにとってはあまりよろしくない状況。う~む、日経先物が大幅上昇してますが、明日の朝まで上がるのでしょうか?

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2012年2月より株式運用開始。現在は会社を退職し「長期投資家」を目指して日々勉強中です。
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