2017.02.08 12:39|3179 シュッピン
(2017年2月7日15時発表)

売上高 179.83億円(前期比+5.9%)
営業利益 8.33億円(前期比+24.5%)
経常利益 8.23億円(前期比+25.4%)
当期純利益 5.66億円(前期比+29.5%)

・売上高営業利益率(2016年度3Q)→2017年度3Q
(2016年度3Q 3.94%)→4.64%(改善
・売上高経常利益率
(2016年度3Q 3.87%)→4.58%(改善
・売上高純利益率
(2016年度3Q 2.58%)→3.15%(改善
・売上高原価率
(2016年度3Q 83.26%)→83.00%(改善
・売上高粗利益率
(2016年度3Q 16.74%)→17.00%(改善
・売上高販管費率
(2016年度3Q 12.79%)→12.37%(改善
・販管費率(対粗利益)
(2016年度3Q 76.43%)→72.73%(改善

・営業利益の四半期別前年比
1Q +33.75%
2Q -9.90%
3Q +52.64%

●事業別
・カメラ事業
売上高 130.88億円(前年同期比+6.1%) 1Q時 +12.0% 2Q時 +2.5%
セグメント利益 10.47億円(前年同期比+14.9%) 1Q時 +17.1% 2Q時 +7.8%
・時計事業
売上高 42.65億円(前年同期比+6.3%) 1Q時 -2.7% 2Q時 +0.3%
セグメント利益 2.01億円(前年同期比+4.8%) 1Q時 -13.7% 2Q時 -15.7%
・筆記具事業
売上高 3.79億円(前年同期比+8.8%) 1Q時 +23.5% 2Q時 +12.4%
セグメント利益 0.38億円(前年同期比-10.4%) 1Q時 +120% 2Q時 +0.1%
・自転車事業
売上高 2.49億円(前年同期比-10.1%) 1Q時 -13.3% 2Q時 -17.2%
セグメント損失 -0.10億円(前年同期は-0.02億円の損失) 1Q時 -2万円 2Q時 -0.05億円

 1Q単体の売上高が57.79億円(+8.27%)、2Qが53.81億円(-4.29%)に対して、3Qが68.21億円(+13.36%)となっており、2Q発表時点+10月月次で一番悪い時期は抜けたかな?と言う感じでしたが、完全に難しい時期を抜け出した印象です。カメラは元々好調でしたが、時計事業もプラス転換したのは結構影響が大きいですね。時計がここまで回復するとは考えてなかったのでこの辺りで多少計算違いが出ました(笑)。

◎3Q期間の月次
10月 20.20億円(前年同期比113.8%
11月 21.14億円(前年同期比112.4%
12月 27.06億円(前年同期比113.8%
 と毎月の月次で売上高の好調さは確認できており問題は利益面だったのですが、3Q単体の営業利益は3.60億円(前年同期比+52.64%)と四半期では上場以来最高の数字を出してきました。これにはちょっと驚いてしまいました(笑)。単体の営業利益率で見ると1Qが4.37%、2Qが4.08%、3Qが5.29%とかなり上がってますね(ちなみに前回の最高益だった15年度3Qは営業利益3.46億円で単体の営業利益率は6.25%)。

 チャネル別売上高推移を見ると、12月の店舗売上が昨年12月が約7億円に対して今期は8億円弱まで伸長と高い伸び。ちょっと意外なのは免税売上で7、8月までは減り続けていたのが9月以降に回復してきており10、11月は前年並み、12月は2億円水準まで回復しています。新品、中古品の比率を見ると中古品がグーンと上がっているのが貢献したようです。全体への影響は大きくないですが、これは意外でした。
◎販売チャネル別売上高(1~3Q累計)
・EC売上 112.42億円(前年同期93.48億円 前年同期比+20.26%
・店舗売上(免税除く) 55.85億円(前年同期50.03億円 前年同期比+11.63%
・店舗免税 11.52億円(前年同期26.25億円 前年同期比-56.11%
・店舗+免税 67.37億円(前年同期76.28億円 前年同期比-11.68%

 明らかにEC売上の貢献が大きく会社の目指している方へ順調に進んでいる印象を受けます。

 同時に1月月次も発表していますが、売上高は22.88億円(前年同期比127.4%)、会員数は2か月連続の3,000人超えで3,935人増加。昨年7月に3,000人を達成したからしばらく伸び悩みましたが加速してきた雰囲気。スゴイなぁといつも思うのは会員数が増えるだけでなく売上に結びついていることですね。

◎会社予想 → 3Qとの差 → 前期4Q単体(必要な伸び率)
売上高 256.00億円 → 76.17億円 → 57.26億円(+33.02%
営業利益 10.85億円 → 2.52億円 → 1.62億円(+55.55%
経常利益 10.70億円 → 2.47億円 → 1.63億円(+51.53%
純利益 7.24億円 → 1.58億円 → 1.22億円(+29.50%

 金額が小さいため利益の伸び率はすごく高くなってしまいますが、金額的には十分射程に入りました。2Q時点を考えるとここまで来ただけで結構スゴイんですけどね(笑)。
 売上高は月次ベースで検討すると1月までの10か月累計で203.23億円(前年同期比108.0%)。会社予想まで残り52.77億円ですから平均で26.38億円ほど必要です。前年2、3月累計が39.46億円ですから必要な伸び率は133.7%と依然としてハードルは高いままです。
 ただ、自分は1月が127.4%も伸びるとは考えていなかっただけに、会員数の伸びも合わせるともしかして行くの?…なんて考えてしまいます。仮に2、3月も1月同様の伸びだとすると253.5億円ほどですが、ほぼ問題ないレベルの未達ですから残り2か月間も注目して行きたいと思います。いやはやここまで回復するとは全く考えていなかったので頭が下がります(苦笑)。

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2016.11.07 18:31|3179 シュッピン
(2016年11月7日15時発表)

売上高 111.61億円(前期比+1.8%) 会社予想 +8.5%(未達
営業利益 4.72億円(前期比+9.1%) 会社予想 +3.4%(達成
経常利益 4.66億円(前期比+9.6%) 会社予想 +3.6%(達成
当期純利益 3.19億円(前期比+13.0%) 会社予想 +5.3%(達成

・売上高営業利益率(2016年度2Q)→2017年度2Q
(2016年度2Q 3.95%)→4.24%(改善
・売上高経常利益率
(2016年度2Q 3.88%)→4.18%(改善
・売上高純利益率
(2016年度2Q 2.58%)→2.87%(改善
・売上高原価率
(2016年度2Q 83.10%)→82.82%(改善
・売上高粗利益率
(2016年度2Q 16.90%)→17.18%(改善
・売上高販管費率
(2016年度2Q 12.94%)→12.94%(変わらず)
・販管費率(対粗利益)
(2016年度2Q 76.60%)→75.34%(改善

・営業利益の四半期別前年比
1Q +33.75%
2Q -9.90%

 2Q単体は前期比で減収減益となったものの累計では増収増益を確保。売上高は会社予想に未達ですが利益面は若干の上振れとなっています。

●事業別
・カメラ事業
売上高 81.84億円(前年同期比+2.5%) 1Q時 +12.0%
セグメント利益 6.40億円(前年同期比+7.8%) 1Q時 +17.1%
・時計事業
売上高 25.69億円(前年同期比+0.3%) 1Q時 -2.7%
セグメント利益 1.04億円(前年同期比-15.7%) 1Q時 -13.7%
・筆記具事業
売上高 2.40億円(前年同期比+12.4%) 1Q時 +23.5%
セグメント利益 0.24億円(前年同期比+0.1%) 1Q時 +120%
・自転車事業
売上高 1.67億円(前年同期比-17.2%) 1Q時 -13.3%
セグメント損失 -0.05億円(前年同期は-0.02億円の損失) 1Q時 -2万円

 インバウンド消費のピークだった前年度7~9月の反動減があり、カメラは伸び率低下。1Qが好調だったため累計では増収増益を維持。時計は売上高がプラスに転換しましたが販売価格調整により粗利益率が低下して減益に。規模は小さいものの筆記具は堅調な伸びで、自転車は減収減益。
 1Q単体の売上高が57.79億円(前年同期比+8.3%)で2Q単体は53.81億円(前年同期比-4.3%)。月次が6~8月にマイナスを記録するなどインバウンドの反動減が顕著に出ましたが、9月には107.7%に回復し、本日発表された10月月次も113.8%と非常に好調となっており、とりあえず一番悪い時期は抜けた雰囲気です。正直、売上高減少で利益面はもう少し少ないかと考えていたのですが会社予想より多いのは好感が持てます。

 10月月次が113.8%となったので、月次ベースで4~10月の売上高は132.15億円の前期比+3.6%となり、2Qの+1.8%から上積みされており3Qのスタートとしては好調な数字なのですが、通期の会社予想を考慮すると、

●通期会社予想 2Qとの差 前年度下期(必要な伸び率)
売上高 256.00億円 → 144.39億円 → 117.44億円(+22.9%
営業利益 10.85億円 → 6.13億円 → 3.98億円(+54.0%
経常利益 10.70億円 → 6.04億円 → 3.95億円(+52.9%
純利益 7.24億円 → 4.05億円 → 2.77億円(+46.2%

 まだかなり差があって厳しいのは変わりませんね。売上高が10月現在で132.15億円だとして残り5か月で123.85億円、1か月平均にして24.77億円が必要な計算となります。昨年の11~3月の5か月平均は約20億円ですから出ている数字だけを見ると大変そう。普通、小売で+10%以上が出るとガッツポーズなのですが、元々の目標値が高いため足りないと言うのが歯がゆいですね(苦笑)。
 仮に残り5か月全てが+13%で推移すると累計で245億円ほどとなり前期比+8%。数字的には全然良いですね。ピークの12月、3月が25%以上伸びて、他の3か月も13%ぐらい伸びるなら近い所までは、と言う感じも。自分で書いておいてなんですが、こんな楽観的な業績予想はしたことがありませんから、業績修正しなかったのが不思議なくらいです(笑)。

 事業的には回復の兆しが出ており、売上高のEC比率も月次ベースで昨年10月時が52.8%、今年が62.7%となっており非常に良いですから、昨年度から取り入れている新システムの稼働は順調のようで原価率低下傾向、販管費率も低く抑える効果は数字に出ているかと思われます。Web会員も毎月2、3000人の純増を続けており10月現在で29.9万人で来月には30万人超となる見通し。会社予想だけが?と言う感じです。これで予想を達成するようなら、自分が考えているよりもっとスゴイ会社なんでしょう。とりあえずは12月の月次に特に注目して観察したいと思います。
 株価は今日の終値で1,190円。会社予想の営業利益10.85億円で目標株価を概算すると1,160円で、9億円で計算すると993円ほどなので少し割高感がありますが、概ね適正値に近いのかなと。

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2016.08.06 12:11|3179 シュッピン
(2016年8月5日15時発表)

売上高 57.79億円(前期比+8.3%
営業利益 2.53億円(前期比+33.8%
経常利益 2.48億円(前期比+34.4%
当期純利益 1.71億円(前期比+38.5%

・売上高営業利益率(2016年度1Q)→2017年度1Q
(2016年度1Q 3.54%)→4.38%(改善
・売上高経常利益率
(2016年度1Q 3.47%)→4.31%(改善
・売上高純利益率
(2016年度1Q 2.31%)→2.96%(改善
・売上高原価率
(2016年度1Q 83.15%)→83.07%(改善
・売上高粗利益率
(2016年度1Q 16.85%)→16.93%(改善
・売上高販管費率
(2016年度1Q 13.30%)→12.55%(改善
・販管費率(対粗利益)
(2016年度1Q 78.97%)→74.15%(改善

・営業利益の四半期別前年比
1Q +33.75%

 4~6月の月次で売上高は57.97億円となっていたので増益なのは確認出来ており、ここの注目は原価率と販管費率だったのですが、原価率が-0.08%、販管費率が-0.75%改善したことで営業利益は+30%超の増益となりました。
 金額ベースだと前期比で売上原価は+8.16%(+3.62億円)、販管費率は+2.17%(+0.15億円)となっており、主に販管費の上昇を抑えたことによる増益かと思われます。販管費は15年度→16年度は+24.62%(+1.40億円)と大きく上昇していたことを考えると相当抑えられており、EC比率の上昇やシステム変更などの効果が出てきたのかな?とも思えます。

●事業別
・カメラ事業
売上高 43.51億円(前年同期比112.0%
セグメント利益 3.42億円(前年同期比117.1%
・時計事業
売上高 12.25億円(前年同期比97.3%
セグメント利益 0.44億円(前年同期比86.3%
・筆記具事業
売上高 1.18億円(前年同期比123.5%
セグメント利益 0.11億円(前年同期比220%
・自転車事業
売上高 0.83億円(前年同期比86.7%
セグメント損失 -2万円(前年同期は-70万円の損失)

◎合計
EC売上 36.14億円(前年同期比136.6%)
店舗売上 21.64億円(前年同期比80.4%)
 売上高57.79億円に占めるEC比率は62.5%となり前年同期の49.6%から大幅に上昇。カメラ事業の店舗売上は前年同期比79.8%と激減しましたが、要因は資料のグラフを見ると4~6月の免税売上が前年比で50%以下になったことでしょう(11.5億円→4億円ぐらい)。免税を抜いた店舗売上は昨年より良いぐらいですから特需が終わっただけで事業自体の問題ではなさそうです。

 1Qは見事な増収増益で良かったなぁと思う反面、同時に発表された7月月次は売上高が前年同月比89.3%と低調。6月の92.2%に続いて上場以来初の2か月連続のマイナスとなっています。
 4~6月の3か月合計の売上高は前年同期比+8.3%ですが、4~7月までの4か月で計算すると76.37億円、前年同期が74.11億円ですから+3.0%まで激減することになります。1Qは売上高の高い伸びと販管費を抑えることで大幅な増益でしたが、売上高が減れば当然利益も減るため少々不安が残る数字です。
 4月からの月次も129.6%、106.5%、92.2%、89.3%と見事に右肩下がりで、増収の主要因は4月の高い伸びによる所が大きかったですし、今後の月次が注目されますね。

・8、9月の月次が95%ほどになると仮定
2Q時点の売上高は110.33億円ほどで前期比で-7.2%ほどの減収
・8、9月の月次が前期並み100%ほどになると仮定
2Q時点の売上高は112.12億円ほどで前期比で-5.6%ほどの減収

 会社計画の売上高+8.5%になるためには8、9月の月次で平均119%の高い伸びが必要なので、現状を考えるとハードルはかなり高い印象です。幸い?免税店売上は昨年9月の2億円弱を境にしてパタっと10月以降は激減しており影響度がかなり薄れることから、この2か月さえ乗り切れば純粋な事業評価がしやすくなるかもと言う印象も。
 ただ、通期予想達成にはハードルが非常に高く8、9月の月次を119%で通過して、かつ10~3月の月次平均が116%と言う高い数字にならないと通期売上高112.8%には届かない計算です。8、9月が低調なら更にハードルが上がりますから自分的には厳しいように見えます(苦笑)。EC売上の伸びで10月以降に免税店売上の減少をカバーするのはイメージ出来るのですが、そこから更に大きくプラスを上乗せ出来るのかなと。

 株価は昨日の下げで目標株価を下回ってきたのですが、しばらくは手を出さず推移を見守りたいと思います。あまり深く考えないなら買いでもいいのですが、考えてしまったので待ってみようかと(苦笑)。

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2016.05.18 11:19|3179 シュッピン
(2016年5月11日15時発表)

売上高 227.05億円(前期比+18.5%) 会社予想 226.70億円
営業利益 8.32億円(前期比-6.1%) 会社予想 9.10億円
経常利益 8.21億円(前期比-5.6%) 会社予想 8.90億円
当期純利益 5.60億円(前期比-0.6%) 会社予想 5.85億円

・売上高営業利益率(2015年度4Q)→2016年度4Q
(2015年度4Q 4.63%)→3.66%(悪化
・売上高経常利益率
(2015年度4Q 4.54%)→3.62%(悪化
・売上高純利益率
(2015年度4Q 2.94%)→2.47%(悪化
・売上高原価率
(2015年度4Q 82.53%)→83.58%(悪化
・売上高粗利益率
(2015年度4Q 17.47%)→16.42%(悪化
・売上高販管費率
(2015年度4Q 12.84%)→12.76%(改善
・販管費率(対粗利益)
(2015年度4Q 73.52%)→77.69%(悪化

・営業利益の四半期別前年比
1Q +57.92%
2Q +9.83%
3Q -31.68%
4Q -18.16%

 3Q時に大きく下方修正をしており、達成出来るのか注目していたのですが4Q単体の営業利益も前年比マイナスとなったことで未達での着地となっています。4Q単体の営業利益は二期前の2014年度比でも-11.15%ですから悪い部類かと。
 4月の新システムにおける不具合による対応や8月以降の免税販売が減少の影響で下方修正していましたが、売上高は何とか会社予想を達成。これは月次で確認していたので注目は利益でした。

●四半期単体の売上高、売上高原価率、売上高販管費率の対前年比
売上高 38.85% → 19.56% → 8.71% → 12.64%
原価率 40.70% → 29.12% → 21.41% → 19.96%
販管費率 24.62% → 23.32% → 24.05% → 17.68%
 4月の売上高が計画を下回ったのが少し痛かったですが新システムのトラブルがあったものの1Qは良好なスタート。ただ、3Qの売上高が+8.71%とこの会社にしては低調だったのが痛かったです。4Qで盛り返しているのは頑張ったんだろうなと想像出来るので、1Qのトラブルがなく計画を上回ってたら…と少々残念です。

 免税売上は5月の4億円台をピークを右肩下がりで10月には1億円弱まで減少。11、12月と少し持ち直したものの1、2月が再び低調となり、3月も1億円弱となっています。中国からの通貨持ち出しも制限され、国外で買った製品を国内に持ち込む際の関税率も上がったと聞きますから業者によるまとめ買いはもう期待出来ないかなと思われます。本当かどうか分かりませんが、しこたま日本で買った製品を持って帰国したら関税が上がっていて関税が払えず製品を捨てた、なんてニュースが先日ありました(笑)。

 売上高に占める中古品比率はインバウンド需要で新品比率が高かった4~8月は36~43%で推移。最大で2月の49.0%、新製品発売などがあった3月は40.9%となっています。通年で新品販売が伸びたことで粗利益率は低下傾向となりました。頑張って販管費率を下げてますが、原価率の上昇率の方が高いのでカバーしきれないです。

●事業別
・カメラ事業
売上高 165.72億円(前年同期比+20.5%)(EC106.09億円、店舗59.62億円) 2Q時 +27.3% 3Q時 +21.7%
セグメント利益 11.68億円(前年同期比-3.39%) 2Q時 +13.8% 3Q時 +3.2%
・時計事業
売上高 53.01億円(前年同期比+29.5%)(EC18.69億円、店舗34.31億円) 2Q時 +34.4% 3Q時 +18.1%
セグメント利益 2.31億円(前年同期比+6.45%) 2Q時 +121.7% 3Q時 +34.2%
・筆記具事業
売上高 4.70億円(前年同期比+13.3%)(EC3.12億円、店舗1.58億円) 2Q時 +20.4% 3Q時 +27.5%
セグメント利益 0.54億円(前年同期比+157.14%) 2Q時 +72.2% 3Q時 +102.0%
・自転車事業
売上高 3.60億円(前年同期比-0.8%)(EC2.40億円、店舗1.19億円) 2Q時 +4.4% 3Q時 +1.0%
セグメント損失 -0.07億円(前年同期は-0.15億円の損失) 2Q時 0.02億円 3Q時 -0.02億円

 売上高と比率はEC130.32億円(57.4%)、店舗96.72億円(42.6%)となっており、EC比率は前期末の51.5%から+5.9%上昇。それぞれの売上高の前期末比はECが+32.02%、店舗が+4.06%とEC比率を高めたい会社としてはまずまず良い数字なのかな?と思います。15年度1Q~16年度2Qまでは店舗の免税売上が突発的に増加したので、免税が落ち着いた現状の方が会社計画は立てやすいかも。

●今期会社予想
売上高 256.00億円(前期比+12.8%
営業利益 10.85億円(前期比+30.4%
経常利益 10.70億円(前期比+30.4%
純利益 7.24億円(前期比+29.2%

 前期4Q単体の売上高が前期比+12.64%、営業利益-18.16%だっただけに少し意外なほど強気な予想となっています。
 会員数は純増を続けており3月末で約28万人。13年3月末が19.7万にだったので3年で約42%増加ですからかなり増えました。現状は毎四半期ごとに2.8%ほど上昇しているようで減る気配は感じないです。
 ECの買取額は前期末比で+45.6%増加し、EC買取比率は45.4%から51.3%に上昇しており、今後どこまで伸ばせるのか注目されるところです。

 説明会資料に今後の施策が記載されているのですが、2Qや4Qに導入予定のものが多く少しコストがかかりそうな雰囲気ですが、4Q導入予定の「いつまでも安心保証(仮称)」は保証期間終了後に一定の掛け金で保証を延長するサービスらしいので、顧客の反応が気になりますね。

 今期予想は今後のマーケティング強化の結果が上手く行った場合の数字なのかな?と印象で、資料を読んだだけだとやっぱりかなり強気と言う印象が残ります。イマイチ利益が30%も伸びる要素がよく分かりませんでした(苦笑)。

 今回の数字で目標株価を算出すると931円。前期末が932円だったのでほぼ変わらずです。営業利益が-6.1%の減益にも関わらず目標株価が変わらなかったのは事業価値が少し低下しても財務、財産価値が向上したことによるものです。流動比率は189.7%で、前期末178.0%より良化。固定負債は5.79億円から5.68億円に減少しつつの売上高増加ですから差引で企業価値はあまり変わりませんでした。まだ現金などをほとんど持っていない会社ですが、徐々に財務は改善している雰囲気なので、表に出る数字だけでなく財務面から見ても面白いかもしれません。
 売上高販管費率を異常に低くして色々努力している会社ですが、個人的には高止まりしている原価率がどうにか下がらないのかな?と注目しています。あとは自転車事業を続けるのかでしょうか。

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2016.02.06 16:49|3179 シュッピン
(2016年2月5日15時発表)

売上高 169.78億円(前期比+20.6%) 2Q時 +28.2%
営業利益 6.69億円(前期比-2.7%) 2Q時 +26.7%
経常利益 6.57億円(前期比-2.8%) 2Q時 +27.4%
当期純利益 4.37億円(前期比+1.5%) 2Q時 +34.0%

・売上高営業利益率(2015年度3Q)→2016年度3Q
(2015年度3Q 4.89%)→3.94%(悪化
・売上高経常利益率
(2015年度3Q 4.80%)→3.87%(悪化
・売上高純利益率
(2015年度3Q 3.06%)→2.58%(悪化
・売上高原価率
(2015年度3Q 82.68%)→83.26%(悪化
・売上高粗利益率
(2015年度3Q 17.32%)→16.74%(悪化
・販管費率(対粗利益)
(2015年度3Q 71.79%)→76.43%(悪化

・営業利益の四半期別前年比
1Q +57.92%
2Q +9.83%
3Q -31.68%

 通期予想を前回予想から売上高-4.51億円、営業利益-2.08億円、経常利益-2.10億円、純利益-1.49億円と大幅な下方修正を発表しています。今日現在でちゃんと目を通している決算では唯一の大幅な変動幅です。

 既に2Q時から増加率の減速が月次の数字で確認出来ており、7月の135.3%を境に8月以降は114.1、110.1、106.5、109.6、109.9%と以前のような爆発的な数字は出なくなっており、昨日発表された1月月次は103.8%で4Q期間も低調なスタートとなっていることが確認出来ます。
 売上高に占めるEC売上高の前年同月比は1月も132.7%とEC比率は順調に上がっているのですが、それによって低下することが期待される原価率、販管費率は逆に上がっているので、未だにEC比率増加の効果は確認出来ません。

●事業別
・カメラ事業
売上高 123.41億円(前年同期比+21.7%)(EC76.20億円、店舗47.20億円) 2Q時 +27.3%
セグメント利益 9.11億円(前年同期比+3.2%) 2Q時 +13.8%
・時計事業
売上高 40.11億円(前年同期比+18.1%)(EC13.23億円、店舗26.87億円) 2Q時 +34.4%
セグメント利益 1.23億円(前年同期比+34.2%) 2Q時 +121.7%
・筆記具事業
売上高 3.48億円(前年同期比+27.5%)(EC2.26億円、店舗1.21億円) 2Q時 +20.4%
セグメント利益 0.43億円(前年同期比+102.0%) 2Q時 +72.2%
・自転車事業
売上高 2.77億円(前年同期比+1.0%)(EC1.77億円、店舗1.00億円) 2Q時 +4.4%
セグメント損失 -0.02億円(前年同期は-0.13億円の損失) 2Q時 0.02億円

 売上高とセグメント利益だけ見ると増加率は鈍化しているものの増収増益基調に変わりはなし。売上高販管費率は%で言えば前期3Qが12.4%、今3Qが12.8%と0.4%ほどの上昇。ただ、売上高自体が20%以上増加しているので金額にすると4.21億円も増えたことになり利益を圧迫してますね。4月の新システム導入時のトラブルが痛かった印象です。償却費も昨年よりかなり増えましたしね。

 3Q時点でEC売上高は93.48億円(前期比+29.8%)、店舗売上高は76.30億円(前期比+10.9%)となっており、ECの伸び率が高いため一応会社側の目指している方向へは推移しており、これは良い傾向かと思われます。
 ECでの買い取り比率も15年度2Qの34.4%から15年度3Qで43.4%に急伸した後も伸びており今3Qでは51.0%に到達。売上、買取共にEC化傾向が見て取れこちらも良い傾向かと。ただ原価率や販管費率は上がっているので、現状は売る側の個人などには有益かもしれませんが、買い取る会社側には顧客確保以外のメリットがあるのか少し疑問も。

 4月の躓きも免税売上が期初予想に近い水準で推移すれば十分カバー出来た範囲なのですが(実際1Qはカバー出来た)、3Q以降に前期比で急激にマイナスに転換してしまったのは想定外だったかもしれません。
●免税売上前年同期比比較
1Q 6.05億円 → 11.93億円(前年同期比+97.2%
2Q 7.98億円 → 9.70億円(前年同期比+21.6%
3Q 10.85億円 → 4.62億円(前年同期比-57.4%
累計 +5.5%
 ここまでなら下方修正するまでではないかと思うのですが、

前年1月 4.27億円 → 今年1月 1.00億円(前年同期比-76.5%
累計 -6.5%
 本年1月が大きなマイナスとなったことで修正に踏み切った雰囲気です。

●通期会社予想との差異
売上高 226.70億円 → 3Qとの差異 56.92億円 → 前期4Q単体 50.83億円 → 必要な増加率 +11.98%
営業利益 9.10億円 → 3Qとの差異 2.41億円 → 前期4Q単体 1.98億円 → 必要な増加率 +21.71%
経常利益 8.90億円 → 3Qとの差異 2.33億円 → 前期4Q単体 1.94億円 → 必要な増加率 +20.10%
純利益 5.85億円 → 3Qとの差異 1.48億円 → 前期4Q単体 1.32億円 → 必要な増加率 +12.12%

 う~ん、売上高は現実味がありますが、利益面は少し厳しい印象を持ちますね。現実問題、利益面で一番期待できる3Q単体の営業利益が-31.68%でしたし、1月の免税売上で早速前期より3.27億円も売上を減らしてますから、下方修正しつつもまだ強気な印象を受けます。新システムによる販管費率の低減に確信があるのかもしれませんが、免税売上が読めないだけに、どうせならもう少し下へ修正しても良かった気がしますね。まぁ、金額自体がすごく小さいのでどこかの項目で数千万円動かすだけで一気に変わるため可能性も感じますが…。

 目標株価は2015年度末で(厳しめ~甘め)660~930円ほど。会社予想の数字で概算すると670~950円ほどとなりますが、財務がさほど良くなっていないことを考慮すると上限はもう少し下かも。
 現状の株価1,222円も成長率を考慮されてのものだと思うので、少々厳しい決算となりましたが、免税売上への期待が剥落し逆に以前のような純粋にリユース事業の成長株と言う目線で見る人も増えるでしょうし、来期の計算はしやすくなった気もします。リユース銘柄として見ていたのに、新品が売れている現状も少し「?」な状態でしたしね。ヤマダやエディオンの決算を見てもある程度客足が戻り回復基調が出ているので新品が欲しい人はそちらへ流れているのかも。なんにしろ注目は続けて、原価率や販管費率の推移を見守りたいと思います。

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Author:たぐまる
2012年2月より株式運用開始。現在は会社を退職し「長期投資家」を目指して日々勉強中です。
※当ブログはリンクフリーです。

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