2017.02.12 01:03|6381 アネスト岩田
(2017年2月10日15時30分発表)

売上高 210.40億円(前期比-2.1%
営業利益 26.54億円(前期比-7.7%
経常利益 29.91億円(前期比-6.3%
当期純利益 24.64億円(前期比+21.0%

・売上高営業利益率(2016年度3Q)→2017年度3Q
(2016年度3Q 13.39%)→12.62%(悪化
・売上高経常利益率
(2016年度3Q 14.85%)→14.22%(悪化
・売上高純利益率
(2016年度3Q 9.72%)→11.71%(改善
・売上高原価率
(2016年度3Q 55.25%)→55.57%(悪化
・売上高粗利益率
(2016年度3Q 44.75%)→44.43%(悪化
・売上高販管費率
(2016年度3Q 31.36%)→31.81%(悪化
・販管費率(対粗利益)
(2016年度3Q 70.08%)→71.60%(悪化

・営業利益の四半期別前年比
1Q -13.32%
2Q -5.23%
3Q -5.74%

●製品別売上高
・圧縮機
売上高 103..33億円(前年同期比+0.3%) 1Q時 +4.1% 2Q時 +2.2%
・真空機器
売上高 12.53億円(前年同期比-5.7%) 1Q時 -7.4% 2Q時 -8.6%
・塗装機器
売上高 82.60億円(前年同期比-2.9%) 1Q時 -6.3% 2Q時 -1.1%
・塗装設備
売上高 11.92億円(前年同期比-11.4%) 1Q時 +46.4% 2Q時 -6.3%

 主力2製品の売上高合計は185.93億円で前年同期比-1.18%。2Q時が+0.6%でしたから少し悪化しましたね。ただ、元々1、3Qは2、4Qと比較して数字が落ちるのは例年通りなので現時点では問題ないかなと。

●地域別業績
・日本
売上高 126.42億円(前年同期比-5.54%) 1Q時 +0.3% 2Q時 -3.2%
セグメント利益 27.43億円(前年同期比-7.60%) 1Q時 -11.2% 2Q時 -8.9%
・ヨーロッパ
売上高 24.38億円(前年同期比+4.38%) 1Q時 +7.2% 2Q時 +8.2%
セグメント利益 2.94億円(前年同期比+37.18%) 1Q時 +36.4% 2Q時 +66.5%
・アジア
売上高 34.79億円(前年同期比+0.84%) 1Q時 -4.1% 2Q時 +1.4%
セグメント利益 2.61億円(前年同期比-10.58%) 1Q時 -81.9% 2Q時 -21.9%
・その他(米国、ブラジル、豪州、ロシア、南アフリカ等)
売上高 24.79億円(前年同期比+6.81%) 1Q時 +0.7% 2Q時 +3.9%
セグメント利益 2.21億円(前年同期比+11.13%) 1Q時 +47.9% 2Q時 -3.7%

 2Q時同様に足を引っ張るのは日本。海外は2Q時より若干上向きのような雰囲気ですね。円取引が多いため極端な差は出ませんがある程度のプラス要因だったのかと思われます。

 産業機械統計によると圧縮機の受注高は現在4四半期連続の前年割れ中。10~11月の2か月累計は359.35億円で前年比99.6%とほぼ前年並みとなっており、12月次第では久しぶりにプラスになるかと注目中。4四半期のマイナスはそれぞれ76~90%と比較的大きいため現状の99.6%でも良く感じますね。

◎会社予想 → 3Qとの差 → 前期4Q単体(必要な伸び率)
売上高 290.00億円 → 79.60億円 → 80.32億円(-0.8%
営業利益 36.00億円 → 9.46億円 → 9.19億円(+2.93%
経常利益 36.50億円 → 6.59億円 → 9.46億円(-30.33%
純利益 27.50億円 → 2.86億円 → 5.05億円(-43.36%

 来週あたり12月分の統計が出ると思いますが受注高が10、11月と合わせて前年並みとなるなら予想に届きそうな感じですね。しかも2Q時にドル円を100円に、ユーロ円を110円と円高方向に修正したものを今回の短信を見る限りでは修正していないので、このままなら少し上積みが期待出来そうな感じもします。修正しないことで業績への安心感が自分的にはあります。
 同業の6364 北越工業も2Q時よりマイナス幅を縮めて3Q単体では営業利益が前年比+23.01%となりましたが、こちらの想定為替は期初からドル円が110円、ユーロ円が125円となっており、2Q時に低迷した海外比率の高い建設機械事業がある程度為替の恩恵を受けたのかなと。アネストの海外と同様の印象ですね。

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2016.11.07 21:31|6381 アネスト岩田
(2016年11月7日15時発表)

売上高 144.65億円(前期比-0.4%) 会社予想+1.9%(未達
営業利益 18.65億円(前期比-8.6%) 会社予想-11.8%(達成
経常利益 18.55億円(前期比-19.1%) 会社予想-14.9%(未達
当期純利益 16.78億円(前期比+14.2%) 会社予想+8.9%(達成

・売上高営業利益率(2016年度2Q)→2017年度2Q
(2016年度2Q 14.04%)→12.89%(悪化
・売上高経常利益率
(2016年度2Q 15.78%)→12.82%(悪化
・売上高純利益率
(2016年度2Q 10.44%)→11.61%(改善
・売上高原価率
(2016年度2Q 55.18%)→56.32%(悪化
・売上高粗利益率
(2016年度2Q 44.82%)→43.68%(悪化
・売上高販管費率
(2016年度2Q 30.78%)→30.78%(変わらず)
・販管費率(対粗利益)
(2016年度2Q 68.67%)→70.48%(悪化

・営業利益の四半期別前年比
1Q -13.32%
2Q -5.23%

 営業利益と比較して経常利益が悪いのは為替差損で-2.42億円を計上しているためで、純利益がプラスとなっているのは期初から持分法適用関連会社の連結子会社化に伴う特別利益4.5億円を計上しているためとなります。

 決算と同時に通期予想の小幅な下方修正を発表しています。
売上高 300.0億円 → 290.0億円
営業利益 36.00億円 → 変わらず
経常利益 39.00億円 → 36.50億円
純利益 28.00億円 → 27.50億円

 想定為替レートも1ドル=100円、1ユーロ=110円に変更。

●製品別売上高
・圧縮機
売上高 68.88億円(前年同期比+2.2%) 1Q時 +4.1%
・真空機器
売上高 8.39億円(前年同期比-8.6%) 1Q時 -7.4%
・塗装機器
売上高 57.28億円(前年同期比-1.1%) 1Q時 -6.3%
・塗装設備
売上高 10.09億円(前年同期比-6.3%) 1Q時 +46.4%

 主力の圧縮機は1Qより鈍化したもののプラスを維持。構成比二位の塗装機器はマイナス幅縮小となり、主力の二製品合計で前年比+0.6%とまずまずの数字でした。

●地域別業績
・日本
売上高 86.94億円(前年同期比-3.2%) 1Q時 +0.3%
セグメント利益 18.25億円(前年同期比-8.9%) 1Q時 -11.2%
・ヨーロッパ
売上高 17.82億円(前年同期比+8.2%) 1Q時 +7.2%
セグメント利益 2.78億円(前年同期比+66.5%) 1Q時 +36.4%
・アジア
売上高 23.60億円(前年同期比+1.4%) 1Q時 -4.1%
セグメント利益 1.68億円(前年同期比-21.9%) 1Q時 -81.9%
・その他(米国、ブラジル、豪州、ロシア、南アフリカ等)
売上高 16.28億円(前年同期比+3.9%) 1Q時 +0.7%
セグメント利益 1.45億円(前年同期比-3.7%) 1Q時 +47.9%

 地域別では日本が低調で海外は思いのほか好調。ただ、想定より為替が円高で推移したことで売上、利益ともに下押しされたようです。今回の修正で営業利益は変わらずとしているのですが、理由は記載されていないので説明会資料待ちとなりそうですが、売れ行き自体は悪くないので単純に想定為替レート修正の影響かもしれません。修正が小幅なのも円取引の割合が多いからかと。なので今日現在の為替レート、もしくは円安水準で期末を迎えるならその分の上積みはある気もします。

 産業機械統計によれば、圧縮機は単月では昨年11月からこの8月まで10か月連続で前期比マイナス、四半期では昨年10~12月期から今年4~6月期の3四半期連続マイナスを記録。あと10日ほどで9月分が発表されますが、9月単月はプラスかもしれませんが7~9月期としては恐らくマイナスとなる見込みです。
 なのでもう少し悪いかな?と考えていたのですが、想定よりは良い数字でした。先行して決算発表していた6364 北越工業は二桁の減収減益決算でしたし、それに比べてるとかなりマシかなと。北越に比べれば高付加価値の製品がありますし、製品の基幹部分は国内で製造しているので影響は少なかったのかもしれません。あちらは主に野外で使用する製品なので建設需要や海外の資源安による稼働低下などの影響がこちらより大きいんでしょうし、レンタル会社への販売も多いので、そういった企業の需要次第かと思われます。ただ、北越の業績自体も営業利益率12.9%を記録するなど平年より悪いわけではなく、昨年度より悪い、と言うだけなので悲観する内容でもないです。

 元々期初から減収減益(営業、経常利益)予想ですし、小幅な下方修正だったので今回の数字でどうのこうのと言うのはなさそうですが、問題は需要が停滞していることなので、まだしばらく回復はしなそうですね。株価は直近安値の855円付近から今日の終値で1,120円をつけていますが、自分の目標株価は960~994円ぐらいなので割高感はありますし、自分が売却したのもこの水準でした。堅実な会社なので急激に業績が悪くなる可能性は低いので引き続き注目して行こうと思います。

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2016.08.09 00:33|6381 アネスト岩田
(2016年8月8日13時発表)

売上高 66.74億円(前期比+0.5%
営業利益 7.28億円(前期比-13.3%
経常利益 6.66億円(前期比-33.8%
当期純利益 8.76億円(前期比+42.5%

・売上高営業利益率(2016年度1Q)→2017年度1Q
(2016年度1Q 12.66%)→10.92%(悪化
・売上高経常利益率
(2016年度1Q 15.17%)→9.99%(悪化
・売上高純利益率
(2016年度1Q 9.27%)→13.14%(改善
・売上高原価率
(2016年度1Q 54.14%)→56.13%(悪化
・売上高粗利益率
(2016年度1Q 45.86%)→43.87%(悪化
・売上高販管費率
(2016年度1Q 33.20%)→32.95%(改善
・販管費率(対粗利益)
(2016年度1Q 72.39%)→75.12%(悪化

・営業利益の四半期別前年比
1Q -13.32%

 既に前期4Q単体の営業利益が前期比-12.80%とマイナスを記録しており、中間の期初予想も微増収、二桁営業減益となっています。中間予想は営業減益が前期比-11.8%予想ですが、今1Qは-13.3%と少しマイナスが多いですね。経常利益のマイナスが-33.8%とかなり大きいのですが、前期1Qに0.55億円計上された為替差益が今1Qは1.98億円の為替差損となっていることが大きく影響した結果です。
 営業、経常利益がマイナスを記録する中、純利益が大きくプラスとなっているのは台湾の子会社の株式を追加取得し連結子会社化したことで中国の持分法適用関連会社に対する議決権が増加し、こちらも連結子会社となった関係で「段階取得に係る差益」4.50億円が特別利益に計上されたことによるものです。これ自体は元々期初予想に入っていたのですが、中間予想の純利益は+8.9%となっているため今1Qの+42.5%は想定より大きくて少しビックリ(笑)。

●製品別売上高
・圧縮機
売上高 32.43億円(前年同期比+4.1%
・真空機器
売上高 4.10億円(前年同期比-7.4%
・塗装機器
売上高 26.46億円(前年同期比-6.3%
・塗装設備
売上高 3.74億円(前年同期比+46.4%

 いつも見ている産業機械統計では圧縮機は昨年11月から5月まで7か月連続で前期比マイナスでしたし、圧縮機大手の北越工業も悪かったので覚悟していたのですが販売が海外に分散していることや付加価値の高い製品のため、当社の圧縮機は+4.1%でした。主力製品がプラスを維持出来たのは良かったです。あくまで売上高ですが。
 次に売上高が多い塗装機器は-6.3%ですが中国や新興国に減速が見られる中、1ケタの減収で収まったのでまだマシかなと。

●地域別業績
・日本
売上高 40.85億円(前年同期比+0.3%
セグメント利益 7.81億円(前年同期比-11.2%
・ヨーロッパ
売上高 8.69億円(前年同期比+7.2%
セグメント利益 1.32億円(前年同期比+36.4%
・アジア
売上高 9.52億円(前年同期比-4.1%
セグメント利益 0.13億円(前年同期比-81.9%
・その他(米国、ブラジル、豪州、ロシア、南アフリカ等)
売上高 7.67億円(前年同期比+0.7%
セグメント利益 0.81億円(前年同期比+47.9%

 地域別に見ると、意外にヨーロッパやその他地域は好調で円高を吸収できてますね。一番の減益要素は日本で金額にして0.98億円。アジアの減益幅がかなり大きいですが、元々が少ないですし金額にすると0.59億円ですから、やはり日本が足を一番引っ張った印象です。基幹部品を国内で製造して輸出している製品が円高の影響を受けた可能性もありますし、売上高も+0.3%と微増のため、コストを吸収しきれなかった印象です。
 金額ベースで売上原価は前年同期比+4.23%(+1.52億円)、販管費は-0.1%に対して売上高は+0.5%(+0.36億円)の微増ですから、原価増加が厳しかった印象です。これが短期のコスト増なのかは不明です。

 売上高と利益は主に2、4Qに膨らむ傾向のある会社ですから現時点では悲観するほどでもないですが会社予想通りに今期は厳しい1年になりそうです(苦笑)。幸い純利益の見栄えが良いため株価は決算発表後に一瞬下落した後はプラス転換。続くかは分かりませんが今日の所はセーフでした。まぁ、よく考えたら買い増したいんだから下落してくれた方がありがたいはずなんですが、こんな相場なのでセーフの気持ちの方が大きくなりがちです(笑)。

 中間予想に対して2Q単体で必要な数字は売上高で81.26億円、営業利益で10.72億円。昨年度2Q単体が売上高78.87億円、営業利益11.99億円ですから前期比で売上高+3.0%、営業利益-10.6%が必要な計算。印象的には売上高が若干厳しく、営業利益は頑張れば何とかなりそうな感じですね。想定為替レートはドル円が105円、ユーロ円が120円になっているため為替次第で変わりそうです。約70%が円建て取引の会社なのでまだこれぐらいで済んでいますが、更に円高に乖離するようだとさすがに厳しいので、緩やかでも良いので想定レートに近づくことを期待したいです(他力本願)。

 なんにしろこれだけ減益しても営業利益率はまだ10.9%ある会社なので優良には違いないかなと思ってます。

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2016.05.10 14:54|6381 アネスト岩田
(2016年5月10日13時発表)

売上高 295.24億円(前期比+7.6%) 会社予想 290.00億円
営業利益 37.96億円(前期比+18.7%) 会社予想 37.00億円
経常利益 41.38億円(前期比+11.3%) 会社予想 41.00億円
当期純利益 25.93億円(前期比+17.1%) 会社予想 26.50億円

・売上高営業利益率(2015年度4Q)→2016年度4Q
(2015年度4Q 11.58%)→12.86%(改善
・売上高経常利益率
(2015年度4Q 13.53%)→14.02%(改善
・売上高純利益率
(2015年度4Q 8.12%)→8.79%(改善
・売上高原価率
(2015年度4Q 57.14%)→55.84%(改善
・売上高粗利益率
(2015年度4Q 42.86%)→44.16%(改善
・売上高販管費率
(2015年度4Q 31.28%)→31.30%(改善
・販管費率(対粗利益)
(2015年度4Q 72.98%)→70.88%(改善

・営業利益の四半期別前年比
1Q +35.10%
2Q +24.98%
3Q +28.87%
4Q -12.80%

 2Q時に上方修正した数字とほぼ同額の着地となりましたが、当期純利益のみ若干の下振れ。前期末は為替差益0.73億円がありましたが、今期は逆に為替差損1.60億円が発生していることが影響したのかなと思われます。ドル円の12月月中平均が121.57円で3月が112.93円でしたから3か月で8.64円も急激に円高が進行したことを思えばこの程度で済んで良かったと言う感じです。

 3Q時点で予想達成にかなり余裕がある感じだったのですが、4Q単体の営業利益が-12.80%となり減速感が少し出たため、上ブレはなしでほぼ会社予想通りの着地。前年4Qは過去2番目ぐらいに良い数字でしたし、4Q単体の営業利益9.19億円も前々年よりも良い数字なので、全く悪い数字ではありません。

 会社の読みが今回は正しかったですし、言ったことを実行してくれているので優秀だなぁと感心します。会社の目標として営業利益率12%の達成を掲げていたのですが、今回12.86%となり、こちらも有言実行となってますし十分満足出来る決算でした。利益面は3つとも過去最高を記録しています。

●製品別売上高
・圧縮機 137.78億円(前年同期比+9.0%) 1Q時 +14.1% 2Q時 +13.6% 3Q時 +14.5%
・真空機器 18.19億円(前年同期比+5.5%) 1Q時 +13.3% 2Q時 +12.1% 3Q時 +8.3%
・塗装機器 116.71億円(前年同期比+8.3%) 1Q時 +13.3% 2Q時 +9.6% 3Q時 +9.3%
・塗装設備 22.55億円(前年同期比-1.5%) 1Q時 -0.7% 2Q時 +48.7% 3Q時 +12.8%

 全製品の伸び率が3Qより小さくなり、塗装設備はプラスから小幅マイナスへ。売上高は前期比+20.96億円ですが構成比率46.7%、39.5%の圧縮機、塗装設備が1ケタ後半の伸びを維持し+20.35億円と増加分のほぼ全てを占めますから現状はこの2製品が好調なら問題ないかと。

●地域別売上高・セグメント利益
◎日本 
・売上高 182.61億円(前年同期比+7.07%) 1Q時 +7.64% 2Q時 +12.11% 3Q時 +12.66%
・セグメント利益 40.03億円(前年同期比+24.80%) 1Q時 +42.48%  2Q時 +31.13% 3Q時 +35.14%

◎欧州 
・売上高 31.22億円(前年同期比+11.65%) 1Q時 +12.16% 2Q時 +16.61% 3Q時 +14.84%
・セグメント利益 2.38億円(前年同期比+21.43%) 1Q時 +46.58% 2Q時 +33.09% 3Q時 +15.48%

◎アジア 
・売上高 50.61億円(前年同期比+0.6%) 1Q時 +25.24% 2Q時 +9.51% 3Q時 -0.4%
・セグメント利益 3.84億円(前年同期比-23.57%) 1Q時 -8.35% 2Q時 -10.52% 3Q時 -21.19%

◎その他(アメリカ、ブラジル、オーストラリア、ロシア、南アフリカ・アラブ首長国連邦)
・売上高 30.78億円(前年同期比+20.80%) 1Q時 +32.93% 2Q時 +29.66% 3Q時 +26.54%
・セグメント利益 2.18億円(前年同期比+58.48%) 1Q時 +140.36% 2Q時 +127.06% 3Q時 +59.51%

 今期は1Qからメイン市場である日本が好調をキープ。そのため海外売上高比率は38.14%となり、前期末37.8%からは微増となっています。
 売上高はアジアが2Q以降に急減速して3Qは小幅マイナスでしたが4Qでは小幅プラス。ただ利益は中国の景気低迷の影響で大減益となりました。現状は欧州・その他が伸びているため、アジア減速を上手く吸収しているようですし、日本市場さえプラスを維持出来れば問題ないかなと考えてます。まぁ、それが一番難しいのですが(苦笑)。

 配当は前期の16.50円(中間期末合計)から5.5円増配の22円(中間10円・期末12円)。期末12円のうち3年は創業90周年の記念配当だそうです。完全に忘れていたのでラッキーでした。

◎今期会社予想
売上高 300.00億円(前期比+1.6%
営業利益 36.00億円(前期比-5.2%
経常利益 39.00億円(前期比-5.8%
純利益 28.00億円(前期比+7.9%

 前期が過去最高利益ですし、為替や経済動向が不安定と言うこともあり、営業減益予想です。純利益がプラス予想なのは子会社取得による特別利益を精査中ながら3.5億円程度見込んでいるためだそうです。
 想定為替レートは1ドル105円1ユーロ120円。4月の月中平均が1ドル109.55円、5月が昨日までで107.11円。ユーロ円は4月が124.21円、5月が昨日までで122.63円ですからこのままなら若干の余裕がある感じ。為替がどうなるかは全く分からないですが、とりあえず見通しが控えめで良かったと思います。

 配当予想は9+9円で18円と前期より減配予想。記念配当を除いた19円かな?と思ったのですが18円でした。ただ前期もそうでしたが業績が良ければ増配する会社ですし、期初の業績予想・配当予想は渋い数字を出す会社なのでこんなものかとも思います。前期末の期初予想は売上高+0.4%、営業利益+0.4%でしたから実績と比較するとかなり控えめな数字を出す会社です。

 今回の数字で目標株価を算出すると994円。前期末は947円でしたから若干の増額。財務面が優良な会社なので割引率を厳しめに計算しており、昨年程度の割引率だと1077円ほどですから、994~1077円ほどを目標株価にしたいと思います。今現在1,050円ほどですからほぼ適正と感じてます。13時の発表で-10%以上売られたのですが、-5%ほどに戻してきており、この水準なら問題ないかと。

 産業機械統計によれば圧縮機は4か月連続で前期比マイナスを記録し業界的には低調な動きですし、国会の予算通過が遅れたことで官需を見込む業界の業績予想は現段階では悪いものが目立ちます。これが5月以降どう変化するのか注意深く観察したいと思います。

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2016.02.08 14:47|6381 アネスト岩田
(2016年2月8日13時発表)

売上高 214.92億円(前期比+11.9%) 2Q時 +13.8%
営業利益 28.77億円(前期比+30.8%) 2Q時 +28.8%
経常利益 31.91億円(前期比+19.3%) 2Q時 +26.7%
当期純利益 20.37億円(前期比+23.6%) 2Q時 +26.1%

・売上高営業利益率(2015年度3Q)→2016年度3Q
(2015年度3Q 11.43%)→13.39%(改善
・売上高経常利益率
(2015年度3Q 13.93%)→14.85%(改善
・売上高純利益率
(2015年度3Q 8.59%)→9.72%(改善
・売上高原価率
(2015年度3Q 55.53%)→55.25%(改善
・売上高粗利益率
(2015年度3Q 44.47%)→44.75%(改善
・販管費率(対粗利益)
(2015年度3Q 74.29%)→70.08%(改善

・営業利益の四半期別前年比
1Q +35.10%
2Q +24.98%
3Q +28.87%

 既に2Q時に上方修正しており、3Q時の通期予想は据え置き。利益率なども前年3Qより改善され原価率は安定、販管費率も大幅に改善されかなり良い決算でした。ただ、短信によるとこれ以上の製造コストの上昇を企業努力で吸収し続けることは難しいとして、次年度より一部の製品価格の改定をすることを決定したそうです。需要が続くなら粗利益が更に改善することが期待されます。

●製品別売上高
・圧縮機 103.05億円(前年同期比+14.5%) 1Q時 +14.1% 2Q時 +13.6%
・真空機器 13.29億円(前年同期比+8.3%) 1Q時 +13.3% 2Q時 +12.1%
・塗装機器 85.11億円(前年同期比+9.3%) 1Q時 +13.3% 2Q時 +9.6%
・塗装設備 13.46億円(前年同期比+12.8%) 1Q時 -0.7% 2Q時 +48.7%

 主力製品である圧縮機が更に売上増加と好調を維持。塗装設備も高い水準で推移してます。同じ「圧縮機」と言う括りでも、北越工業は工事現場なので屋外製品で、アネストは屋内がメインのため現時点では資源系の設備投資抑制の影響は受けていない印象です。幸い他の決算などを見ていると「化学」系銘柄に良い決算がありましたし、アネストの製品は「科学」もOKなので、設備投資の増加の恩恵は地味に出てきているのかも。

●地域別売上高・セグメント利益
◎日本 
・売上高 133.84億円(前年同期比+12.66%) 1Q時 +7.64% 2Q時 +12.11%
・セグメント利益 29.69億円(前年同期比+35.14%) 1Q時 +42.48%  2Q時 +31.13%

◎欧州 
・売上高 23.36億円(前年同期比+14.84%) 1Q時 +12.16% 2Q時 +16.61%
・セグメント利益 2.14億円(前年同期比+15.48%) 1Q時 +46.58% 2Q時 +33.09%

◎アジア 
・売上高 34.50億円(前年同期比-0.4%) 1Q時 +25.24% 2Q時 +9.51%
・セグメント利益 2.92億円(前年同期比-21.19%) 1Q時 -8.35% 2Q時 -10.52%

◎その他(アメリカ、ブラジル、オーストラリア、ロシア、南アフリカ・アラブ首長国連邦)
・売上高 23.21億円(前年同期比+26.54%) 1Q時 +32.93% 2Q時 +29.66%
・セグメント利益 1.99億円(前年同期比+59.51%) 1Q時 +140.36% 2Q時 +127.06%

 3Q時点の売上高の海外比率は37.7%となり、前年度3Qの33%と比較すると4.7%ほど上昇。四半期ごとでバラつきが出るので4Q時点でどうなるか分かりませんが、地域別で日本が今期は一番好調なので40%は超えないかも。
 2015年度末では日本市場が一番弱く、売上高は+7.65%、セグメント利益は-1.84%でしたが、2016年度はここまでは大きく業績を牽引。
 1Q、2Qと徐々に悪くなっていたアジア市場は3Qで売上高も-0.4%とマイナスに突入。その他地域が不調になっていたらちょっとマズイことになったかもしれないですが、幸い大きな増収増益となり、アジア市場の減速をカバーしてくれています。ただメンツを見るとアメリカ以外は2016年に入ってから少し怪しい話もチラホラとニュースになっているので、アジア市場の回復が待たれるところです。ただこれは来年度以降の話かな。

●通期会社予想との差異
売上高 290.00億円 → 3Qとの差異 75.08億円 → 前期4Q単体 88.57億円 → 必要な増加率 -15.23%
営業利益 37.00億円 → 3Qとの差異 8.23億円 → 前期4Q単体 10.53億円 → 必要な増加率 -21.84%
経常利益 41.00億円 → 3Qとの差異 9.09億円 → 前期4Q単体 11.22億円 → 必要な増加率 -18.98%
純利益 26.50億円 → 3Qとの差異 6.13億円 → 前期4Q単体 6.26億円 → 必要な増加率 -2.07%

 4Q単体に大きくブレーキがかからなければある程度余裕を持ってクリア出来そうな雰囲気。為替は70%近くが円建て決済なので、そこまで大きく影響を受けないはずなので、現状ぐらいなら売上増加で吸収できそうな気がします。
 北越工業でも書きましたが、産業機械統計の受注高を見ると、
・圧縮機
1~3月 -8.85%
4~6月 -4.24%
7~9月 +6.90%
10~11月 -8.91%
累計 -3.69%
 となっており、必ずしも業界全体が好調ではないですし、外需の弱さも顕著になってきてますから楽観視は出来ませんが、アネストの製品に限れば国内が好調でアジアの落ち込みをカバー出来る地域があると言うことで会社予想はまず大丈夫だろうと考えます。3Qまでの勢いが4Qも続くようなら大き目の上方も視野に入りますが、海外市場の弱さもありますから現状は前期並みの4Qを上限にして考えおこうと思います。

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2012年2月より株式運用開始。現在は会社を退職し「長期投資家」を目指して日々勉強中です。
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