2017.02.07 14:20|6322 タクミナ
(2017年2月6日16時発表)

売上高 57.53億円(前期比+14.5%
営業利益 5.40億円(前期比+69.1%
経常利益 5.94億円(前期比+53.4%
当期純利益 4.11億円(前期比+57.7%

・売上高営業利益率(2016年度3Q)→2017年度3Q
(2016年度3Q 6.36%)→9.40%(改善
・売上高経常利益率
(2016年度3Q 7.71%)→10.33%(改善
・売上高純利益率
(2016年度3Q 5.19%)→7.15%(改善
・売上高原価率
(2016年度3Q 59.14%)→58.20%(改善
・売上高粗利益率
(2016年度3Q 40.86%)→41.80%(改善
・売上高販管費率
(2016年度3Q 34.50%)→32.40%(改善
・販管費率(対粗利益)
(2016年度3Q 84.42%)→77.51%(改善

・営業利益の四半期別前年比
1Q -63.63%
2Q +30.88%
3Q +142.70%

●品目別販売実績
・定量ポンプ 35.05億円(前年同期比+26.30%) 1Q時 +6.8% 2Q時 +12.28%
・ケミカル移送ポンプ 4.11億円(前年同期比-9.67%) 1Q時 -12.1% 2Q時 -3.75%
・計測機器・装置 8.37億円(前年同期比-2.67%) 1Q時 +9.6% 2Q時 -0.53%
・流体機器 3.32億円(前年同期比+0.9%) 1Q時 +67.2% 2Q時 +37.05%
・ケミカルタンク 3.81億円(前年同期比+1.87%) 1Q時 +49.4% 2Q時 +23.67%
・その他 2.84億円(前年同期比+25.11%) 1Q時 +11.0% 2Q時 +27.77%

 2Q時の売上高構成比が57.0%だった主力製品の定量ポンプが非常に好調で3Qでの構成比60.9%に上昇。昨年同期が55.3%でしたから定量ポンプへの依存度は更に上がりましたね。

 昨年以前からバラスト水処理装置向けに設備を増強していたため、実際に実需が増えてきたここ数か月で特別な投資があまり必要ないためか金額ベースの販管費は売上高が+14.5%上昇するなか+7.5%で収まっています。営業利益、率ともに3Qとしては過去最高ではないでしょうか。

 例年3Qは四半期の中で1Qに続いて利益が上がらない期ですが今3Q単体の営業利益は3.02億円(前年同期比+142.70%)。過去3年が1.24億円、1.47億円、1.04億円ですから出色の出来です。この秋の条約発効に向けて需要の高さがうかがえます。と言っても細かい内訳資料がないので、バラスト水向けがどれほどを占めるのかは分かりませんが(笑)。短信の言葉を借りれば「大幅に増加した」らしいので4Qの資料で確認するのを楽しみにしたいと思います。

 産業機械統計を見ると、ポンプは10月前年比80.6%、11月107.4%となっており、2か月累計比では92.4%で、1月からの三四半期は93.5%、93.7%、94.3%ですから市場全体としてはあまり良いとは言えないかなと。その環境でバラスト水処理装置向けが大きな比重を占めているとなると数年前から準備していた経営側の判断の正しさが感じられます。

◎会社予想 → 3Qとの差 → 前期4Q単体(必要な伸び率)
売上高 80.00億円 → 22.47億円 → 26.97億円(-16.68%
営業利益 8.50億円 → 3.10億円 → 4.89億円(-36.60%
経常利益 8.70億円 → 2.76億円 → 4.91億円(-43.78%
純利益 5.80億円 → 1.69億円 → 3.04億円(-44.40%

 数字上はかなり余裕がありますね。例年通りなら4Qに売上高の30%、営業利益の60%ほどが入る会社なので仮に3Qの業績がある程度の前倒しが入っていたとしても会社予想は達成出来そうな気がします。前倒しなどがあったのかは短信から読み取れないため、可能性としては検討しておいてもいいかなと思います。ただ、通常の製品の前倒しだけでここまで3Qが膨らむことも過去決算を見てもないので、バラスト水向けが好調ならばまず問題ないと考えます。

 株価の方は決算を受けて吹き上げてますね。14時現在で前日比+6.6%でついに1,800円台に突入しています。昨年の今頃自分が保有(取得単価770円)していた時は810円ほどでしたから、いやはや騰がりましたね(苦笑)。耐えれず売ってしまい少しの利益しか貰えませんでしたが、我ながらなかなか良い銘柄に注目したものだと少し褒めてやりたいです(笑)。

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2016.11.04 21:37|6322 タクミナ
(2016年11月4日16時発表)

売上高 35.77億円(前期比+11.4%
営業利益 2.38億円(前期比+22.2%
経常利益 2.79億円(前期比+16.8%
当期純利益 1.96億円(前期比+25.3%

・売上高営業利益率(2016年度2Q)→2017年度2Q
(2016年度2Q 6.08%)→6.67%(改善
・売上高経常利益率
(2016年度2Q 7.46%)→7.82%(改善
・売上高純利益率
(2016年度2Q 4.88%)→5.49%(改善
・売上高原価率
(2016年度2Q 58.12%)→58.63%(悪化
・売上高粗利益率
(2016年度2Q 41.88%)→41.37%(悪化
・売上高販管費率
(2016年度2Q 35.80%)→34.69%(改善
・販管費率(対粗利益)
(2016年度2Q 85.48%)→83.87%(改善

・営業利益の四半期別前年比
1Q -63.63%
2Q +30.88%

●品目別販売実績
・定量ポンプ 20.38億円(前年同期比+12.28%) 1Q時 +6.8%
・ケミカル移送ポンプ 2.82億円(前年同期比-3.75%) 1Q時 -12.1%
・計測機器・装置 5.59億円(前年同期比-0.53%) 1Q時 +9.6%
・流体機器 2.33億円(前年同期比+37.05%) 1Q時 +67.2%
・ケミカルタンク 2.56億円(前年同期比+23.67%) 1Q時 +49.4%
・その他 2.07億円(前年同期比+27.77%) 1Q時 +11.0%

 今まで決算説明資料を出していないIRに消極的な企業だったのですが、今回から出してますね。現在東証二部なのでそろそろ一部を意識し始めたんでしょうか?(笑)。なんにしろ短信の情報だと圧倒的に足らなかったので、こちらとしては助かります。

 売上高構成比で57%を占める主力製品の「定量ポンプ」が引き続き好調。1Qの+6.8%から+12.28%へと伸長しています。この製品群にバラスト水処理装置向けが含まれますが「順調に推移」とありますし、実際数字も伸びているので条約批准前からの取組が実を結んでいるようです。

 「定量ポンプ」の次に構成比が高いのは15.6%の計測機器・装置ですが前年比ほぼ横ばいの-0.53%と1Q時の+9.6%から若干落ち込み。ただ過去の2Qの数字を見ても4.97~5.72億円で平均の5.44億円よりは良いので特別悪い数字ではないようです。と言うか「定量ポンプ」が過去5年で+25.3%ほど伸びている以外は他製品はほぼ横ばいなので、ここの業績は「定量ポンプ」次第と言うことになります。

 海外市場は韓国が好調、中東・インドネシアは売上回復、北米は大口案件がなくなり反動減。今回資料が添付されたことで、今まで分かりづらかった国内、海外の売上高が過去5年ではありますが分かるようになってます。
 売上高の地域別推移を見ると、
・国内(H25年度2Q→H26年度2Q→H27年度2Q→H28年度2Q→29年度2Q)
29.60億円 → 29.29億円 → 28.87億円 → 29.27億円 → 32.23億円
・海外(H25年度2Q→H26年度2Q→H27年度2Q→H28年度2Q→29年度2Q) ( )内 売上高比率
2.14億円(6.8%) → 2.50億円(7.9%) → 2.46億円(7.8%) → 2.84億円(8.8%) → 3.53億円(9.9%)

 今2Qの売上高海外比率は9.9%ほど。H25年度が6.8%で年々少しずつ上がっていることが確認出来ました。ただ、資料は2Qのことだけなので、利益の半分以上が計上される4Q以外は参考値かも。

●市場別売上高
滅菌・殺菌 9.26億円(前年同期比+1.1%
プラント・環境装置 9.75億円(前年同期比+19.63%
ケミカル・電子材料 8.53億円(前年同期比+21.33%
空調・ボイラー 4.00億円(前年同期比-1.96%
その他 4.19億円(前年同期比+14.16%

 どの製品がどの市場かが記載されていないので、バラスト水処理装置用がどれだか分かりません。恐らくプラント・環境装置かと思われるのですが、薬剤を入れて滅菌するタイプのバラスト水処理装置もあるため微妙なところです。売りの製品だけに明記した方がいいかと思いますね。

 ここまで資料に目を通しましたが、ページ数は表題ページ入れてわずか「9」しかなく、IRに熱心と思われる三浦工業などと比較すると、全く足りませんでした(笑)。バラスト水管理条約が批准された9月以降から注目度が上がったので、せっかく資料を作るならもっと作り込んでも良いかな?と言う印象です。まぁ、余計なお世話ですが(笑)。

 株価の方は批准が発表された後に数日空けてから爆発。900円ぐらいから高値で一時1,433円まで上昇してましたね。出来高のピーク期間は約1週間ほどで終わりましたが、9/14には71.8万株まで膨らみました。1,433円をつけた9/20が56.4万株でその後は萎み続けて今日の出来高は8700株。9月以前は取引がなかったり、200株もあったことを考えるとマシですが現状は厳しい位置取りです。今日まで13日連続陰線引けでしたし、堅調な業績が確認できたことで来週変わるのか注目されるところですが、出来高が1,100円と1,300円付近固まっているので戻り売りがかなりありそうな雰囲気ですね(苦笑)。

 会社の2Q予想は売上高、利益ともに若干上回っていますが、通期予想の変更はなし。
●会社通期予想 → 2Qとの差 → 前年度下期実績(必要な伸び率)
売上高 80.00億円 → 44.23億円 → 45.09億円(-1.9%
営業利益 8.50億円 → 6.12億円 → 6.13億円(-0.1%
経常利益 8.70億円 → 5.91億円 → 6.39億円(-7.5%
純利益 5.80億円 → 3.84億円 → 4.08億円(-5.9%

 数字的には昨年並みで予想は達成出来そうな感じもします。ただ、前年度4Q単体の営業利益4.89億円は前年比+40.8%の過去最高益でしたし、年間利益の半分以上を4Qが占めるだけに2Q時点で上方修正しないのは正解かなと。仮に3Qまでに出るようなら精度は結構高いものかと感じます。
 ちなみに前年度は通期で過去最高益を記録した年ですが、3Q単体の営業利益は前年比-15.6%でした。とにかく4Qが凄く良かったんです(笑)。

 昨年から今年にかけて韓国の造船業がかなり悪くなってきて、最近は少しずつ国内造船にチラホラと悪そうなニュースも出てきており心配されますが、来年以降に条約が発効されることは決まったため需要は当分ありそうです。ただ、バラスト水処理装置そのものを作っているわけでもなく、装置の主流がフィルター式などになるとどうかな?と言う気もしますし、毎期20%も伸びるイメージは持ってません。他にポンプを作っている企業もありますしね。製品は高品質で良いらしいのでその辺りで差が出るかも注目して行きたいです。汎用はイワキ、高付加価値はタクミナと言うイメージでしょうか。

 いつも見ている産業機械統計だとポンプは、
1~3月 前年比-6.5%
4~6月 前年比-6.3%
7~8月 前年比-3.2%
1~8月累計 前年比-5.6%
 となっており、会員企業だけの数字ではありますが、あまり良くはありません。ただ、8月単月が前年比133.9%と過去6年で8月としては突出して高い数字だったため、今月発表される9月分がどうなるか個人的に注目しています。前年比マイナスが5~7月まで続いていた反動増なのか、需要増なのか確認出来たらいいなと思います。ただ、この統計はどちらかと言うと汎用品が多いイワキの方で役立つような気もしてます。

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2016.08.04 20:30|6322 タクミナ
(2016年8月4日16時発表)

売上高 15.73億円(前期比+9.7%
営業利益 0.06億円(前期比-63.6%
経常利益 0.24億円(前期比-30.3%
当期純利益 0.18億円(前期比-13.1%

・売上高営業利益率(2016年度1Q)→2017年度1Q
(2016年度1Q 1.25%)→0.41%(悪化
・売上高経常利益率
(2016年度1Q 2.41%)→1.53%(悪化
・売上高純利益率
(2016年度1Q 1.52%)→1.21%(悪化
・売上高原価率
(2016年度1Q 58.46%)→60.79%(悪化
・売上高粗利益率
(2016年度1Q 41.54%)→39.21%(悪化
・売上高販管費率
(2016年度1Q 40.29%)→38.79%(改善
・販管費率(対粗利益)
(2016年度1Q 97.00%)→98.95%(悪化

・営業利益の四半期別前年比
1Q -63.63%

 営業利益の減益幅はインパクトのある数字ですが、金額にしてわずか0.11億円ですから実際のところはたいした違いはありません。もともと1Qで営業損失を出すこともある会社なので現時点では気にしなくて良いかと。売上高の15.73億円と言うのは1Qとしては2009年度の17.34億円に次ぐものでかなり良い数字ですね。

●品目別販売実績
・定量ポンプ 8.80億円(前年同期比+6.8%) 
・ケミカル移送ポンプ 1.24億円(前年同期比-12.1%) 
・計測機器・装置 2.63億円(前年同期比+9.6%) 
・流体機器 1.12億円(前年同期比+67.2%) 
・ケミカルタンク 1.27億円(前年同期比+49.4%) 
・その他 0.65億円(前年同期比+11.0%

 ケミカル移送ポンプのみ前年比マイナスですが、売上高構成比はわずか7.9%しかないので、定量ポンプと計測機器・装置がプラスなのでほぼ影響はないです。定量ポンプが全体の55.9%を占める主力製品ですが今期も+6.8%とまずまずのスタートとなっているのは安心材料かと。

 売上高がプラスとなった反面、利益面はマイナス。要因としては売上高が増加したのが低粗利の物件であったため、全体の売上総利益率が低下し、売上高の増加率(+9.7%)ほど伸びず+3.6%に留まったこと、販管費が増加(+5.7%)したことによるものだそうです。確かに2016年度1Qの販管費は2015年度1Qと比較して-1.4%ほど改善出来ていたので、今期の+5.7%はかなり増えてしまった印象です。販管費が増加した要因は記載されていないので不明ですが、展示会などにも出店してPR活動をして製品の売り込みをしているようなので、その辺りが影響しているのかも。

 財務的には売掛金を見ると34.44億円と1Qとしては高い水準が記載されているのが目につく程度で、借入金も減ってますし特に問題はなさそう。インフラ関連銘柄は今期の予算成立が甘利大臣の問題で国会が空転したため大幅に遅れましたから2Q以降の方が注目されますし、何より先日発表された経済対策のメインテーマとなっているため、1Qが悪くても…と言う感じです。ここは売上高が増加しているので悪くはないですし、利益の半分は4Qに計上される会社のため、現時点での増益、減益に大きな意味はないと思います。

 株を取引している参加者もほとんどおらず、今日も前場の取引はゼロ(笑)。14時前に100株ずつ、計200株の取引があっただけでした。一回の取引でポンと値が飛ぶこともありますから、株価の方はどう反応するか全く分かりません(笑)。

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2016.05.09 17:45|6322 タクミナ
(2016年5月9日16時発表)

売上高 77.21億円(前期比+7.0%) 会社予想 75.00億円
営業利益 8.08億円(前期比+38.2%) 会社予想 7.25億円
経常利益 8.79億円(前期比+35.3%) 会社予想 7.80億円
当期純利益 5.65億円(前期比+34.0%) 会社予想 5.00億円

・売上高営業利益率(2015年度4Q)→2016年度4Q
(2015年度4Q 8.11%)→10.47%(改善
・売上高経常利益率
(2015年度4Q 9.00%)→11.38%(改善
・売上高純利益率
(2015年度4Q 5.85%)→7.32%(改善
・売上高原価率
(2015年度4Q 59.42%)→58.92%(改善
・売上高粗利益率
(2015年度4Q 40.58%)→41.08%(改善
・売上高販管費率
(2015年度4Q 32.47%)→30.61%(改善
・販管費率(対粗利益)
(2015年度4Q 80.02%)→74.51%(改善

・営業利益の四半期別前年比
1Q 黒字転換
2Q +25.07%
3Q -15.60%
4Q +40.84%

 2/4のIRで出していた修正予想を上回っての着地で売上高、利益ともに過去最高の数字となっています。4Q単体の営業利益が前年比で+40.84%ですから好調っぷりが分かりますね。

●品目別販売実績
・定量ポンプ 43.23億円(前年同期比+6.3%) 2Q +4.9% 3Q +1.8%
・ケミカル移送ポンプ 6.58億円(前年同期比+12.7%) 2Q 変わらず 3Q +10.2%
・計測機器・装置 13.61億円(前年同期比+13.7%) 2Q +13.1% 3Q +1.4%
・流体機器 5.11億円(前年同期比+1.9%) 2Q -18.3% 3Q -0.09%
・ケミカルタンク 5.48億円(前年同期比-4.1%) 2Q -20.1% 3Q -6.3%
・その他 3.18億円(前年同期比+8.4%) 2Q +11.7% 3Q +3.7%

 全ての品目が3Qより改善していますが、やはり売上高構成比率が一番高い(56.0%)定量ポンプと17.7%の計測機器・装置の好調の影響が大きいですね。増収分5.05億円のうち4.19億円はこの2品目の増収です。

 3Q時の短信では「バラスト水処理装置向けポンプが、計画の遅れから売上予想を大きく下回りました」とありましたが、今4Qでは「バラスト水処理装置向けポンプの大幅な伸び」とあり、前期から力を入れている製品が軌道に乗ってきた印象を受けます。

 国内向けと輸出を見ると売上高77.21億円のうち輸出は8.1%にあたる6.22億円。前期比で-3.0%(-0.19億円)とほぼ横ばいとなり、若干海外向けは低調でした。年度末の受注残高を見ても前期末が0.86億円に対して0.33億円(-61.1%)となっており、現状の見通しは少し暗そうです。まぁ、全体の受注残高5.47億円に対して金額はかなり小さいので、国内さえ好調ならばそこまで気にする必要はないのかなと。主力の定量ポンプが国内外ともに好調の見通しのようですし。

 3月時点でバラスト水管理条約を批准しているのは34.82%ほど。35%で発効の条件が整うためさすがに年内には…と期待されるところです。既に造船各社は発効を見越して数年前から動いているため、発効されても急激に増えるとは思いませんが発効後は「必ず」装置を搭載しなければいけなくなるので、ある程度の需要が見込めると考えてます。タクミナの納品先の装置製造会社が競争に負けなければですが(苦笑)。フィルター式、薬剤式とどちらが主流になるかもまだ分からないため、ハッキリするまで数年はかかる気がします。

◎今期会社予想
売上高 80.00億円(前期比+3.6%
営業利益 8.50億円(前期比+5.1%
経常利益 8.70億円(前期比-1.0%
純利益 5.80億円(前期比+2.6%

 経常利益のみ若干のマイナス予想ですが、他は引き続き過去最高を見込みます。ちなみに2015年度末の来季予想は売上高+3.9%、営業利益+4.3%、経常利益-2.9%ですから、元々こういう予想を出す会社のようですし、現状は心配しなくて良いかなと。

 今回の数字で目標株価を算出すると1220~1,483円ほど。今日の終値が835円ですから自分的にはかなり割安ではあります。ただ、東証二部であること、出来高のない不人気株であり知ってる人がかなり少ない銘柄であること、会社予想の上昇率が小さいことなど、短期的な株価上昇にはイマイチな条件のため当面は900円~1000円を目標に観察を続けようかと思います。東証一部であれば、とも思いますが条件を満たせていないため仮に昇格するとしてもまだ先じゃないかと考えてます。

 例年1Qは営業赤字になるケースが多い銘柄で13~15年度も営業赤字でしたが、16年度は黒字でした。今期はどうなるか注目してますが、1Qは赤字になっても大きな問題ではない会社なので仮になってもビックリしないようにしたいと思います。

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2016.02.04 18:28|6322 タクミナ
(2016年2月4日16時発表)

売上高 50.24億円(前期比+1.7%
営業利益 3.19億円(前期比+34.4%
経常利益 3.87億円(前期比+37.0%
当期純利益 2.60億円(前期比+48.2%

・売上高営業利益率(2015年度3Q)→2016年度3Q
(2015年度3Q 4.81%)→6.36%(改善
・売上高経常利益率
(2015年度3Q 5.72%)→7.71%(改善
・売上高純利益率
(2015年度3Q 3.56%)→5.19%(改善
・売上高原価率
(2015年度3Q 59.81%)→59.14%(改善
・売上高粗利益率
(2015年度3Q 40.19%)→40.86%(改善
・販管費率(対粗利益)
(2015年度3Q 88.02%)→84.42%(改善

・営業利益の四半期別前年比
1Q 黒字転換
2Q +25.07%
3Q -15.60%

 3Q単体の営業利益は前年比マイナスとなりましたが、3Q決算と同時に通期予想の上方修正を行っています。元々利益は4Q偏重型の銘柄ですし、3Q単体がマイナスと言っても金額的にはこの8年間で2番目に高い水準(昨年が1番)なので心配していたほどには落ち込みませんでした。2014年度3Q比では+19.35%なので好調と言って良いかと思われます。

●品目別販売実績
・定量ポンプ 27.75億円(前年同期比+1.8%) 2Q +4.9%
・ケミカル移送ポンプ 4.55億円(前年同期比+10.2%) 2Q 変わらず
・計測機器・装置 8.60億円(前年同期比+1.4%) 2Q +13.1%
・流体機器 3.29億円(前年同期比-0.09%) 2Q -18.3%
・ケミカルタンク 3.74億円(前年同期比-6.3%) 2Q -20.1%
・その他 2.27億円(前年同期比+3.7%) 2Q +11.7%

 主力製品である「定量ポンプ」の伸びが鈍化しましたが、これはバラスト水処理装置向けポンプの計画遅れから売上予想に未達だった影響が出たようですが、2Q決算時から書かれていたことでもあるので仕方ないかなと。売上高は前年同四半期を下回っていますが、受注高は計画を達成しており、通期では前期を上回る予定なので期待したいと思います。
 今期は主力の「スムーズフローポンプ」などの高付加価値商品が好調のため、連結業績の売上高が3Q時点で+1.7%ではありますが、営業利益は+34.4%となるなど利益率は改善しており、国内企業の設備投資がもう少し活発化してくれされすればなと言う雰囲気。

●通期会社予想との差異
売上高 75.00億円 → 3Qとの差異 24.76億円 → 前期4Q単体 22.76億円 → 必要な増加率 +8.78%
営業利益 7.25億円 → 3Qとの差異 4.06億円 → 前期4Q単体 3.47億円 → 必要な増加率 +17.00%
経常利益 7.80億円 → 3Qとの差異 3.93億円 → 前期4Q単体 3.66億円 → 必要な増加率 +7.37%
純利益 5.00億円 → 3Qとの差異 2.40億円 → 前期4Q単体 2.46億円 → 必要な増加率 -2.43%

 3Qの伸び率を見る限りは若干ハードルが高そうに見え、上方修正のIRがなければ思わず「厳しいのでは?」と書いてしまいそうな数字です(笑)。堅い数字を出す印象のある地味な会社なのでIRを出したと言うことは1月時点の受注高から考えて可能性が高いと判断したと言うことなんでしょう。
 産業機械統計のポンプの受注高を見ると前年比で、
2015年1~3月 +6.10%
2015年4~6月 +11.34
2015年7~9月 +20.54%
2015年10~11月 +8.08%
 となっており、11月時点の合計額で既に2014年累計を若干上回っているぐらいに好調。12月の数字によっては数字の分かる2001年以降では2007年並みの最高水準です。受注のピーク近辺と言うのが来期予想にどう反映されるのかに若干の不安要素はありますが、タクミナ自体の各国への販路は以前より増えていますし、全製品が絶好調状態での業績ではないのでもう少し上積みは期待できるかなと現時点では考えてます。

 今回上方修正された数字で今期末の目標株価を算出すると1,400円ほど。2015年度末で1,200円ほどとしていたので大きく上昇しました。今日の終値が762円なので(自分的な判断では)かなり割安と言うことになります。
 ただ、東証二部であること、一日の出来高が1万株もない非注目株、主に扱っている製品がポンプと言う大変地味な製品であることから特に注目はされることはないでしょう(笑)。
 買われそうな良いポイントを挙げると、技術的には高レベルにあり不景気時でもある程度需要があること、四半期ごとに波はあるものの通期では比較的安定していること、配当利回りが3%を超えており今期の1株配当は25円予定で増配には積極的であることでしょうか。ある程度安く買うと、高配当の割りには大きな火傷をする可能性は小さめとと言うイメージを持ってます。
 
 なかなか取得単価の770円を割らず買えなかったのですが、1/29に一瞬だけ760円まで落ちたので(滞在時間30分…)、投げる人がいそうかと思い今週は指値で730円を入れて待機。釣り糸を垂らして待っていたのですが、本日の784円から733円までの急落(滞在時間15分)は買えず、仕方がないので754円で100株だけ買いました。指値740円ぐらいにしておけば良かった…。釣り糸が長すぎたようです(苦笑)。
 上方修正したとはいえ、売上高は通期で+3.9%と驚くほどでもないので、下がることも考慮しつつ明日以降の動きを見てみようと思います。

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Author:たぐまる
2012年2月より株式運用開始。現在は会社を退職し「長期投資家」を目指して日々勉強中です。
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