2017.04.12 22:23|3093 トレファク
(2017年4月12日15時発表)

売上高 133.25億円(前期比+9.07%) 会社予想136.80億円(未達
営業利益 7.34億円(前期比-32.41%) 会社予想9.98億円(未達
経常利益 7.58億円(前期比-31.95%) 会社予想10.23億円(未達
当期純利益 4.85億円(前期比-39.67%) 会社予想6.39億円(未達
(※今期から連結決算開始のため短信に表記がないので前期比は当方計算)

・売上高営業利益率(2016年度4Q)→2017年度4Q
(2016年度4Q 8.89%)→5.51%(悪化
・売上高経常利益率
(2016年度4Q 9.12%)→5.69%(悪化
・売上高純利益率
(2016年度4Q 6.58%)→3.64%(悪化
・売上高原価率
(2016年度4Q 35.34%)→35.97%(悪化
・売上高粗利益率
(2016年度4Q 64.65%)→64.02%(悪化
・売上高販管費率
(2016年度4Q 55.76%)→58.51%(悪化
・販管費率(対粗利益)
(2016年度4Q 86.24%)→91.39%(悪化

・営業利益の四半期別前年比
1Q -5.91%
2Q 赤字転落
3Q -41.11%
4Q -40.12%

 3Q時点で会社予想達成にはかなり厳しい見通しでしたが会社は予想を修正せず、どうするのかな?と思ったのですが事前にIRは出さずに大幅な減益での決算発表となりました。
 2月までの月次累計は全店が102.9%とかろうじてプラスを維持しましたが、既存店は8~2月の7か月連続マイナスを含む12か月間で10回の前年比マイナスでした。加えて出店8店舗、子会社カインドオル等の買収費用も入ってきたため今期はかなり厳しい一年となっています。

 決算と同時に有償による新株予約権と自社株買いを発表しています。この新株予約権が行使された場合は最大で4.5%の希薄化となっており、行使条件は多少厳しめではありますがあまり良い話ではないかなと。

 行使条件を見ると、「参照指数」がH30年度が11.50億円以上かつ31年度が12.91億円以上の場合は100%可能とあるのですが、「参照指数」と言うのが曲者で「営業利益」+「減価償却費」+「のれん償却費」の合算と言うことになっています。これを今回の決算数字に当てはめると、営業利益7.34億円+減価償却費2.56億円+のれん0.53億円=10.44億円となり、H30年度は+10.15%の上昇となります。これが営業利益のみだったら良いのですが、減価償却費とのれん償却費と言う会社側で膨らませることが可能なもの(M&Aなどで)を入れ込んだ計算なので少しどうなのかな?と言う気も。営業減益なのに行使されて4.5%も希薄化されたらイヤですね(苦笑)。まぁ、他にも条件がついているので必ず行使されるとは限りませんが好きなタイプのものではないかな。

 自社株買いは総数15万株で発行済株式総数に対する割合は1.36%、取得価額は1.20億円となっています。金額的に少なく、しないよりは…と言うぐらいの規模ですね。現状700円台に入っており安くなっているので自信があればもっと買えばいいと思いますし、わざわざ新株予約権など設定しなくてもなんて思います。なんなら今買った方が安い気も(笑)。ただ、借入金がかなり増えましたから、今はこれぐらいが精一杯なのかもしれません。

 今期の特徴としては名古屋、福岡、京都に初進出し、タイにも現地法人を設立したこと、加えてブランドリユースのカインドオルを子会社化したこと。反面、既存店舗が伸びず諸費用を補うことが出来なかったこと。会社予想とのかい離から見ると誤算だったのかなと。既存店営業利益は2.36億円の減益、新規エリア店舗で0.72億円の赤字、カインドオル関連費用で0.55億円の販管費増加となっており、やはり既存店が問題のようです。

 商品別仕入れを見ると3Qで気になった電化製品は前期比94.9%と低調。販売実績も前期比97.9%となっており、服飾、衣料と比較して粗利益の高い製品群なのでこちらの影響が大きかった印象です。

 新規エリアは1店舗ずつの出店、かつ知名度がないため今後どれぐらい早期に複数店舗に出来るが課題ですが、競合は多くなってますからどうなるか注意深く見ていきたいところです。今期の経営方針を見ると、年間13店前後の出店となっているのですが、都心はライバルが多いので名古屋、福岡などの新規エリアに注力した方がいい気もします。ハードオフなどの出店ペースの方が速いですし、だったら黒字化を急いだ方がいいかなと。

●今期の会社予想
売上高 164.20億円(前期比+23.0%
営業利益 8.53億円(前期比+16.1%
経常利益 8.81億円(前期比+16.2%
純利益 5.81億円(前期比+19.7%

 金額にすると売上高30.95億円、営業利益1.19億円の増加となります。今決算は4Qのみの連結でハッキリした数字は分かりませんがカインドオルの売上高が15年度で約30億円、営業利益0.80億円となっているため少し物足りない気もします。トレファクの既存事業が伸びる前提では組まれていない印象ですね。そもそも16年度が営業利益10.86億円なのでそれより少ない金額であり微妙な数字です。実際、中間予想は営業利益-42.0%の減益予想なので、既存店が回復するにしても時間がまだ時間がかかる見通しなのかもしれません。それか出店が固まっている期間があるのかも(一時的な費用増)。または両方か(笑)。
 新年度1発目の3月月次は全店105.4%、既存店99.1%となっており、8か月連続マイナスを継続中。ただ、99.1%と言うのは8か月の中では最も高い数字なので今後上向くかに注目したいです。逆に言うと前年にマイナス月次が多いのでハードルは毎月低いですから、なんとか頑張ってと言う感じですね。

 今回の数字で目標株価を算出すると910円。今日の終値が771円なので割安ではあります。かなり頑張っている会社なのですが、ストライプインターナショナル(earth music & ecology)のメチャカリなど便利なサービスも増えてきており、加えてリユース衣料の店も増えてますから競合との兼ね合いがどうなるかに注目しつつ観察したいと思います。

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2017.01.12 17:24|3093 トレファク
(2017年1月12日15時発表)

売上高 93.34億円(前期比+3.78%) 2Q時 +4.98%
営業利益 5.88億円(前期比-30.16%) 2Q時 -19.90%
経常利益 6.04億円(前期比-30.09%) 2Q時 -20.71%
当期純利益 3.83億円(前期比-24.90%) 2Q時 -16.29%
(今期から連結決算開始で前期比の表記なしのため当方計算)

・売上高営業利益率(2016年度3Q)→2017年度3Q
(2016年度3Q 9.36%)→6.30%(悪化
・売上高経常利益率
(2016年度3Q 9.61%)→6.48%(悪化
・売上高純利益率
(2016年度3Q 5.68%)→4.11%(悪化
・売上高原価率
(2016年度3Q 34.80%)→34.21%(改善
・売上高粗利益率
(2016年度3Q 65.15%)→65.78%(改善
・売上高販管費率
(2016年度3Q 55.79%)→59.48%(悪化
・販管費率(対粗利益)
(2016年度3Q 85.63%)→90.42%(悪化

・営業利益の四半期別前年比
1Q -5.91%
2Q 赤字転落
3Q -41.11%

 う~む、期を追うごとに増収率は小さくなり、減益率が大きくなってきましたね。例年一番利益が大きくなる3Q単体が-41.11%の減益と言うのはかなり痛く、2014年度からの4年間で一番悪い数字です。

 減益の主な要因としては、
・3~11月までの既存店実績が前年比96.8%で資料によると1.36億円の営業減益。
・売上原価は前年比+0.63億円(+2.01%)に抑えたものの販管費が前年比+5.33億円(+10.6%)ほど増加
・新規エリアの新店立ち上がりの遅れで新店赤字が0.46億円増加(2Q時0.43億円なので少し増えた)
 これとは別にカインドオルのM&A関連費用0.55億円、本社・物流センター移転の一時費用0.14億円がありますが、これらはある意味プラス要素なので現状では問題ないかなと。全店が低調、既存店が減収でコストを吸収出来なかったのが一番の要因なんでしょうね。
 販管費の内訳を見ると、人件費が前年比+2.83億円(111.6%)、賃貸料が+1.41億円(111.9%)で、増加要因のほとんどですから売上が戻ってこないことには厳しい期間が続きそうです。ちなみに4Q期間最初の12月月次は全店101.9%、既存店95.0%となっており、非常に低調です。

 商品別仕入実績を見ると全商品が2Q時より前期比が落ちており108.3%だった総計が103.4%まで低下。昨年も2Q→3Qは低下しましたが119.7%→116.8%と二桁増加と好調でしたし、今期は仕入れがかなり低調な印象です。特に電化製品にその傾向が顕著で3Qの仕入実績は前期比99.6%、販売実績は前期比98.2%と全商品の中で唯一のマイナスでした(FC除く)。
 電化製品の仕入実績はここ数年間低下傾向の中、販売実績は高い伸びであり売れる商品に絞った印象もあったのですが、今期に入って販売実績もマイナスに転じたため今後の推移に注目したいです。ヤマダ電機が買取強化をしてますし影響が出てきたのかな? なんにしろ売上構成比で全体の18.1%(3位)を占める商品なので、ここが落ちてくるようならいよいよ本格的に服飾リユースになってしまいそう(苦笑)。4Qからはブランド古着専門リユースのカインドオルが連結に入ってきますし構成比率が変わりそうです。

●会社予想との差(予想 → 予想との差 → 前期4Q単体(必要な伸び率)
売上高 136.80億円 → 43.46億円 → 32.22億円(+34.88%
営業利益 9.98億円 → 4.10億円 → 2.44億円(+68.03%
経常利益 10.23億円 → 4.19億円 → 2.50億円(+67.60%
純利益 6.39億円 → 2.56億円 → 2.93億円(-12.62%

 う~む、3Q実績と12月月次を見る限りはかなり厳しい数字ですね(苦笑)。カインドオルはみなし取得日を11/30としているため、3Q実績には入っておらず4QからとなりますがIRのカインドオルの業績を見ると2015年度一年間の売上高が29.78億円、営業利益0.80億円となっており、単純に4分割すると売上高は一四半期あたり7.44億円ほど(季節要因で変動のある会社かは分からないので単純に)。トレファクの3Q単体の売上高が前年比+1.70%なので、4Q単体も同様とすると32.8億ほどにしかならず合計しても40.3億円で予想には3億円ほど足らない計算です。トレファクの4Q単体が+12%ほど伸びる必要がありますが現状から急に伸びるとも思えませんし、カインドオルの3年間の売上高を見ても28.98億円、28.19億円、29.78億円と成長してると言うよりは安定している会社のようなので急に大きくなるとも考えづらいため厳しいかなと。しかも利益率は低いですしね。

 とりあえず会社は予想を据え置きとしているので今後の推移を見守りたいと思います。

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2016.10.13 18:46|3093 トレファク
(2016年10月13日15時発表)

売上高 60.04億円(前期比+4.98%
営業利益 3.46億円(前期比-19.90%
経常利益 3.56億円(前期比-20.71%
当期純利益 2.26億円(前期比-16.29%
(今期から連結決算開始で前期比の表記なしのため当方計算)

・売上高営業利益率(2016年度2Q)→2017年度2Q
(2016年度2Q 7.55%)→5.78%(悪化
・売上高経常利益率
(2016年度2Q 7.86%)→5.93%(悪化
・売上高純利益率
(2016年度2Q 4.73%)→3.78%(悪化
・売上高原価率
(2016年度2Q 34.99%)→33.73%(改善
・売上高粗利益率
(2016年度2Q 64.91%)→66.23%(改善
・売上高販管費率
(2016年度2Q 57.36%)→60.46%(悪化
・販管費率(対粗利益)
(2016年度2Q 88.36%)→91.28%(悪化

・営業利益の四半期別前年比
1Q -5.91%
2Q 営業赤字

 約5%の増収となったものの1Q時の+6.57%から低下。原価率が-1.26%(0.24億円)下がり粗利益率は良くなりましたが、売上高販管費率が+3.1%(3.49億円)上昇してしまい、2Q単体としては営業赤字に転落し、自分がデータを取っている2010年度以降では初めての営業赤字となっています。
 要因としては既存店の前期割れが続いたこと、新規エリアの新店出店の立ち遅れで利益が計画比を下回り営業赤字が発生。本社と物流センターの移転で0.14億円の販管費増加などが挙げられています。
 既存店は1Q時点で前期比-1.0%の減収でしたが、2Qでは-3.9%となり8月月次の89.6%、9月月次の91.0%となったことが致命的に痛かったようです。
 さらに既存店が数か月マイナス続くことは2010年度以降では数回ありましたが、全店がマイナスになること自体はなかったところへ2か月連続の全店マイナスですから7~9月はかなり厳しい展開だったんでしょう。

 2Qの結果を受けて通期会社予想の下方修正を出しています。
売上高 133.03億円 → 136.80億円(前期比+11.98%
営業利益 11.27億円 → 9.98億円(前期比-8.10%
経常利益 11.57億円 → 10.23億円(前期比-8.16%
純利益 7.13億円 → 6.39億円(前期比-20.52%

 売上高はブランド中古品のカインドオル買収分が上乗せされるので増収を維持。純利益は期初予想でも前期比-10.0%であり、元々今期は増収減益予想だったのですが両方とも幅を拡げる結果となっています。

 仕入実績を見ると全商品が前期比プラスとなっており仕入は堅調。商品別販売実績を見ると構成比19.2%となった電化製品が前期比98.2%と唯一のマイナス。1Qでは99.3%だったのでマイナス幅を若干拡大。8/6に電化製品、家具に特化したトレファクマーケットを新規オープンさせただけに少し物足りない結果となっています。千葉県緑区おゆみ野に出店したのですが、正直都内からわざわざ行こうと思える距離ではないだけに個人的には微妙な店舗です。写真を見る限り商品は多そうで品揃えは良さそうなのですが、都内のうちから車で行くと片道1.5時間かかるだけに少し厳しいです(苦笑)。もっと近ければ行くのですが…。

 新規エリアの名古屋、福岡は各1店舗しかなく会社の知名度もないため顧客開拓が必要で、早期の複数出店によるドミナント効果で収益向上を目指すそうなのですが、1店舗のためにテレビCMなど販促費を大量に投入できるはずもないため、複数店舗が出揃うまでは収益、利益貢献はかなり限定的かもしれませんね。

 1Q時点では悪くても営業利益は3.9億円ほどに落ち着くかと思ったのですが、月次のマイナスが続いたことで下振れでした。現在は衣料、服飾雑貨の売上高比率が57%となっており、今夏の天候不順の影響をモロに受けた印象です。10月、特に今週に入ってからはグッと気温が下がっており単価の高い秋、冬物が売れればベストではありますが、とにかく財布のヒモが固くなってますし、本日発表の日銀「生活意識に関するアンケート調査」を見ると「1年前と比べて支出を減らしたもの」第三位に衣服、履物類が入っており、削られやすいものなので、まだ厳しい展開は続きそうな気もします。

 2Q単体では-0.25億円の営業赤字ではありますが、元来2Qの営業利益は四半期の中で極端に小さく昨年度で0.36億円ですから、まだ大きな差とはなっていません。ただ、通期予想の営業利益9.98億円に対して残りは約6.5億円必要で昨年下期の営業利益は6.54億円ですから、月次の前年割れが続いている現状だとハードルは若干高めと言う印象も。
 最後の4Qに買収したカインドオルの業績を織り込んだ会社予想で、その分のプラスはありますが3か月の利益だと数千万ぐらいなので基本的には既存業種の頑張り次第かなと。とにかく月次がいつプラス転換をするかですが、持ち株のサックスバーはそんなことを言いながら9か月経っても転換しないので気長に待つしかないかと思います(苦笑)。

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2016.08.16 18:39|3093 トレファク
 こんばんは。3093 トレファクが8/17~24日を期間とする自社株買いを発表しています。取得総数は上限12万株(自己株式を除く発行済株式総数1.08%)、取得価額は上限1.5億円。

 あわせてブランド古着のリユースで定評のある「カインドオル」の全株式(200株)の取得、子会社化を発表しました。カインドオルは東京、大阪を中心に計35店(直営22、FC13)のリユースショップを展開し、加えてECでの売買にも力を入れている会社のようです。会社HPには、2010~12年に楽天市場でショップ・オブ・ザ・イヤーのジャンル賞を3年連続受賞、2015年にはメンズファッションジャンル賞、中古販売賞、海外販売賞なども受賞したことが載っており、ネットでサラっと調べる限りはなかなか評判の良い会社のようです。

 扱っている商品は「ブランド物」を中心に衣料、バッグ、財布、時計、ジュエリーなど取り扱っているとのことで、価格帯や商品からトレファクよりも「コメ兵」に近い事業かなと思われます。トレファクでもブランド物は扱っていますが比重的にはファストファッションが多く低価格帯が中心のため取扱商品はあまり競合していないんじゃないでしょうか。

 過去3年間の業績を見ると、
・2013年度
売上高 28.98億円
営業利益 0.50億円(利益率1.74%)
純利益 0.05億円
・2014年度
売上高 28.19億円(前年同期比-2.73%
営業利益 0.43億円(前年同期比-13.75%)(利益率1.55%)
純利益 0.16億円
・2015年度
売上高 29.78億円(前年同期比+5.66%
営業利益 0.80億円(前年同期比+83.16%)(利益率2.68%)
純利益 0.49億円

 う~ん、売上高は29億円ほどありますが、利益はかなり薄利ですね。細かい資料はないですが、店舗の立地を見ると東京では原宿、渋谷、銀座、新宿、三軒茶屋、自由ヶ丘、代官山、恵比須など家賃の高そうな所に店舗がありますし、EC取引がある割には実店舗が直営で22店もあるので、それなりに固定費がかかっていそうですから、そういったところで利益を圧迫しているのかもしれません。

 店舗は東京に14店(直営7、FC7)、大阪に9店(直営6、FC3)、兵庫県に5店(直営4、FC1)他は近畿地方を中心に1、2店舗となっていますが、本社所在地は滋賀県となっており関西の企業と言うことになります。トレファクは現状、愛知から西に力を入れている状況ですから、そういった意味でも整合性はとれているのかなと思われます。
 リユース事業は競合が多く、賃料も高騰してますし適した場所を抑えるのも最近は難しくなっていたので100店舗から先はどうやって増やしていくのかなと思っていたのですが、丁度良い感じの会社を買収したように感じますね。トレファクのECはあまり上手く行っている印象はないですし、ECに実績がある会社、海外への販売実績があると言うのも良い気がします。タイへの出店も始まって、国内への力の入れ方はどうなんだろう?と少し疑問もあったのですが、自分的には良い買収かと考えます。

 IRにはカインドオルでトレファク向けの買取などをするとは一言も言ってないので、するようならと言う前提ではありますが、出店エリアが重複している店舗は現状は東京を中心に4エリアほどらしいので、一気に関西圏での商圏が拡がったんじゃないでしょうか。

 取得する株式は200株(所有割合100%)、個人株主2名からの買取となりますが、取得価額は守秘義務契約で非開示。株式譲渡実行日が9/14予定と言うことなので、3Qの9~11月は非連結で4Qの12月からの連結なのかも。

 カインドオルは8月決算と言うことなので、ちょうど今月が期末にあたるのですが似た業種のコメ兵の業績が現在悪いことから2015年度よりは数字が落ちていることも想定されます。カインドオルの業績も14年度から15年度は薄利ながらも跳ね上がっていますし、反動減で似たような落ち込みはあっても不思議ではないかなと。業績が良くて高値で売れるから売るのか、業績が悪化して困って売るのかによって取得価額はだいぶ変わってきそう。非開示なので分からないのですが、さすがに10億円もかかるとは思えないです。トレファクは1Q現在で現金預金で9.74億円、借入金は長短あわせて9.59億円となっており、借金も少ないですが現金もあまり持っていませんから恐らくは銀行借り入れになるのかなと。金利も低いですし他の新規出店費用のことを考えるとその方がいいでしょうかね。

 自分が設定している目標株価は現在1,000円で今日の終値は836円。これにカインドオルの15年度の実績を加味すると概算で1,100円ほどですが、財務内容が不明のため少し下に見ておいた方がいいかもしれないですね。利益率は低いですが、これがトレファクの子会社になることで改善出来るなら来期以降、利益で1~2億円ほどプラスが期待出来る案件のようにも感じます。現状の業績が分からないため順調なら、と言う話ですが(笑)。

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2016.07.14 12:26|3093 トレファク
(2016年7月13日15時発表)

売上高 32.09億円(前期比+6.57%
営業利益 3.71億円(前期比-6.07%
経常利益 3.77億円(前期比-5.98%
当期純利益 2.46億円(前期比+6.03%

・売上高営業利益率(2016年度1Q)→2017年度1Q
(2016年度1Q 13.13%)→11.59%(悪化
・売上高経常利益率
(2016年度1Q 13.33%)→11.78%(悪化
・売上高純利益率
(2016年度1Q 7.73%)→7.70%(悪化
・売上高原価率
(2016年度1Q 34.06%)→33.01%(改善
・売上高粗利益率
(2016年度1Q 65.87%)→66.92%(改善
・売上高販管費率
(2016年度1Q 52.74%)→55.33%(悪化
・販管費率(対粗利益)
(2016年度1Q 80.07%)→82.68%(悪化

・営業利益の四半期別前年比
1Q -5.91%

 今回からタイに開設した現地法人を連結決算に組み入れたため、決算短信には前期比の数字がありませんので、売上高や利益の前期比はたぐまる計算です(前1Qの数字と割り算するだけですが)。まだ立ち上げたばかりで数字がほとんどないので入れる必要あるのかなとも思いますが、生真面目そうな社長さんらしいかなとも思います。

 連結に伴い業績予想も若干の修正が入り、期初予想から変更されています。
売上高 132.81億円 → 133.03億円(増額
営業利益 11.37億円 → 11.27億円(減額
経常利益 11.68億円 → 11.57億円(減額
純利益 7.24億円 → 7.13億円(減額
 若干ではありますが、減額予想ですね。ただ、ほとんど変わらないので、これ自体で影響はないかなと。

●事業別商品別販売実績(前期比)
・生活雑貨 2.86億円(111.1%)(売上高構成比8.8%)
・衣料 12.97億円(108.6%)(売上高構成比40.3%)
・服飾雑貨 5.76億円(106.5%)(売上高構成比17.9%)
・電化製品 5.86億円(99.3%)(売上高構成比18.2%)
・家具 2.62億円(105.2%)(売上高構成比8.2%)
・ホビー用品 1.53億円(106.8%)(売上高構成比4.8%)
・その他 0.03億円(72.5%)(売上高構成比0.1%)
◎小計 31.66億円(106.2%)(売上高構成比98.3%)

 電化製品以外はプラスですし、構成比で40%を占める衣料が昨年ほど(114.7%)ではありませんがまずまずの伸びですから、販売に関しては現状は問題ないかなと思われます。仕入れも公表してますが、こちらも前期比112.2%と良い数字であるため、事業に劇的な変調があるとは現状では考えづらいです。

 原価率、粗利益率は前期1Qより改善しており、今1Qの減益理由として注目されるのは、販管費の増加でしょうか。前年1Qと比較して+11.8%、金額にして1.87億円の増加となっています。ただ、15年度1Q→16年度1Qは+15.9%、金額にして2.17億円でしたから、異常に多いと言うわけでもなさそう。
 個別に見ると人件費の伸びが前期比+11.3%ですが、前1Qは+17.3%だったので、店舗が8店舗ほど増えている割には抑えられているようにも見えます。
 前期1Qでは前期比マイナスに抑えられた広告宣伝費が+23.0%ほど増えてますが、今まで未出店だった九州、中部地方への出店があることを考えれば当然のことかなと思います。増えたと言っても400万円ほどですし安い部類ではないかと。

 月次を見ると、3~5月の累計は前年同期比99.0%と若干のマイナス。月別に見ると3月98.3%、4月100.4%、5月98.3%と3か月中2か月がマイナスでした。全店は累計で106.3%ほどなので、極端に悪い印象はないですが既存店マイナスが続くのは2013年度以来ですし、6月も既存店は98.9%とマイナスなので、少し心配されるところではあります。
 まぁ、心配ではありますが他のリユース銘柄の月次も悪いので、どちらかと言うと消費者側の問題なのですが。

 原価率や粗利益率は改善してますし、販管費も異常に伸びているわけでもなく製品の販売、仕入れもまずまず堅調。減益と言っても2400万円ほどなので、現時点では事業自体に変調はないように感じます。既存店の前期比マイナスが示す通り、若干の売上不足による減益なので、どの時点でプラスに回帰出来るか注目したいと思います。
 過去決算を見ると、2Qの営業利益は四半期で極端に小さくなる傾向ですし、単体として減益になることが一番多い期間のため現状のままなら今回もと思いますが、仮に中間予想に未達となってもそこまで乖離しない気がします。とにかく金額が小さいですからね。会社予想の営業利益は4.1億円ですが、3.9億円ぐらいに収まるんじゃないでしょうか。

 既存店のマイナスが続くようならコストをカバーしきれないと言うことなので、どこでプラスに出来るか注目されるところですが、昨年度も高い伸びが続いていたため、既存店マイナスを記録した11月が今のところは有力かと。そこまでにプラスを記録するようなら、かなり強いと言うことなので喜んでいいんじゃないでしょうか。
 2013年度などは年7回の既存店マイナスを記録してますが、通期ではプラスとなっているため、どこかで2~3回強い月次があれば通期でプラスも期待出来る気もします。

 現時点では、「事業に問題はないが、消費者心理が低迷している影響が出始めているための売上不足」と言う印象です。消費意欲が旺盛なのに売上低迷よりはマシな状況なので最悪ではないかと。

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Author:たぐまる
2012年2月より株式運用開始。現在は会社を退職し「長期投資家」を目指して日々勉強中です。
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