8914 エリアリンク 2016年度 3Q決算

2016.10.28 22:17|8914 エリアリンク
(2016年10月28日16時発表)

売上高 126.55億円(前期比-12.1%) 2Q時 -20.3%
営業利益 15.46億円(前期比-38.8%) 2Q時 -44.1%
経常利益 15.69億円(前期比-32.5%) 2Q時 -37.3%
当期純利益 9.87億円(前期比-35.4%) 2Q時 -40.2%

・売上高営業利益率(2015年度3Q)→2016年度3Q
(2016年度3Q 17.55%)→12.22%(悪化
・売上高経常利益率
(2016年度3Q 16.14%)→12.40%(悪化
・売上高純利益率
(2016年度3Q 10.61%)→7.80%(悪化
・売上高原価率
(2016年度3Q 69.81%)→71.53%(悪化
・売上高粗利益率
(2016年度3Q 30.19%)→28.47%(悪化
・売上高販管費率
(2016年度3Q 12.65%)→16.26%(悪化
・販管費率(対粗利益)
(2016年度3Q 41.89%)→57.10%(悪化

・営業利益の四半期別前年比
1Q -17.09%
2Q -58.56%
3Q -5.00%

●セグメント別業績
◎不動産運用サービス事業
売上高 117.41億円(前年同期比+14.9%) 1Q時 +9.85% 2Q時 +14.0%
セグメント利益 20.56億円(前年同期比+2.2%) 1Q時 +2.45% 2Q時 +2.3%

(内訳)
・ストレージ運用
売上高 63.32億円(前年同期比+15.6%) 1Q時 +17.64% 2Q時 +16.4%
営業利益 11.71億円(前年同期比+8.6%) 1Q時 +10.22% 2Q時 +7.9%

・ストレージ流動化
売上高 39.78億円(前年同期比+24.4%) 1Q時 +15.19% 2Q時 +23.2%
営業利益 5.15億円(前年同期比+0.4%) 1Q時 +0.90% 2Q時 +3.6%

(ストレージ運用+流動化)合計
売上高 103.08億円(前年同期比+18.9%) 2Q時 +19.1%
営業利益 16.84億円(前年同期比+6.0%) 2Q時 +6.4%

 運用+流動化合計で売上高+18.9%、営業利益+6.0%とストレージは好調を維持。
 「流動化」は売上高、営業利益が3Q時点で昨年度累計を超えていますが、これは例年通り。過去2年の4Q単体は売上高は3Q比で半減、経費先行で営業赤字となっているため今期も同様にするのか気になるところです。どちらにしろ現在は伸び率を見る限りは売上高を優先しているので、コスト増加で利益面の上積みはあってもかなり少なそうです。

・その他不動産運用サービス
売上高 14.30億円(前年同期比-7.5%) 1Q時 -24.12% 2Q時 -13.7%
営業利益 3.69億円(前年同期比-12.1%) 1Q時 -14.18% 2Q時 -13.1%

●今期の業績推移
売上高 1Q 4.56億円、2Q 4.91億円、3Q 4.82億円
営業利益 1Q 1.27億円、2Q 1.38億円、3Q 1.04億円
 物件の売却がなく3四半期連続で同水準となったことで、どうやら一四半期の業績はしばらくこの水準で落ち着きそうですね。変に上下されるより計算が立ちやすいので良い感じではないでしょうか。

◎不動産再生・流動化サービス事業
売上高 9.14億円(前年同期比-78.1%) 1Q時 -74.96% 2Q時 -80.9%
セグメント利益 2.29億円(前年同期比-80.3%) 1Q時 -89.71% 2Q時 -82.5%

 今期会社予想の売上高8.23億円、営業利益1.53億円はクリアとなりましたが、3Q単体の業績は売上高1.46億円、営業利益0.28億円であり、2Qからの上積みはあまりありませんでしたね。1Qの売上高が3.31億円、2Qが4.37億円だったので、3Qも同様の規模なのか業績予想に合わせて必要な分だけにするのか注目していましたが、どうやら業績予想に合わせてきた雰囲気です。自分は2Q時点の高い進捗率でも会社予想以上は期待せず据え置きとしていたので特にガッカリはしないのですが、もしかすると期待していた人はいたかもしれませんね。
 3Q時点で昨年同時期とは売上高で32.67億円、営業利益で9.28億円もの差がありますが、今期は最初から物件売却から底地事業への移行を表明しているので、さすがに3Qともなれば気にする必要はないのかなと思われます。
 販売用不動産は1Q 20.27億円、2Q 22.95億円、3Q 26.72億円となっており、固定資産からの振り替えではなさそうなので純増かと思われます。ここの底地事業は買ってすぐ売るとは限らず、利回り3%で保有する物件もあるので、この事業の4Q見通しは会社予想をクリアした現状で据え置きを下限、3Q単体と同水準の数字をプラスとした数字を上限として今後は計算しようかと思います。

◎その他(調整部門)
営業損失 -7.39億円(前年同期は-6.41億円 +15.3%増加) 1Q時 -2.20億円 2Q時 -4.79億円

●総室数、稼働率推移
 総室数は15年12月末比で+6,048室の純増で68,373室に。昨年同時期は+7,974室の純増でしたから、やはり今期は出店ペースは遅くなっています。今回も理由として建築確認申請による工期長期化が挙げられているほか、関西エリアの見直し、コンテナ1基あたりの平均室数の減少なども理由のようです。2Qから3Q期間で+1,450室の出店なので4Qもこのペースだと仮定するとどうやら今期は+8,000室近辺で落ち着きそうな感じです。期初は1万室が目標でしたが、ちゃんとした理由があるなら仕方ないかな。採算が取れない立地に無理やり出店するよりは全然良い気がします。建築確認申請についてはもう少し詳しく知りたいところではあるので、その辺りの説明が少ないのがこの会社の少し足りないところかも。

 稼働率は
全体稼働率 76.35%(1Q時76.62%、2Q時75.82%) 前年3Q時 75.18%
既存稼働率 84.54%(1Q時84.12%、2Q時84.03%) 前年3Q時 84.97%
新規稼働率 50.12%(1Q時43.70%、2Q時46.04%) 前年3Q時 47.41%

 新規稼働率が昨年同時期と比較すると+2.71%改善。出店数が少なかったこともあるでしょうが1Qから順調に伸びているのは良いのでは。昨年度は3Qの47.41%から4Qは53.84%と+6.43%も伸びましたから、3Qで既に50.1%となっている今期は53~56%を期待したいですね。既存稼働率は高くても87%ほどなので84%台はまずまずですね。

 短信を見ていて気になったのは、固定負債の長期借入金が2Qの5.83億円から21.34億円へ急増していることでしょうか。2Q時点で71億円ほどの現預金があったので、わざわざ借りる必要があるのかな?とも思うのですが、資料には2×4物件で「次期以降に備え10件の土地購入を計画」とあるので、これに関連したものかもしれません。まぁ、自己資本比率も75.7%と異常に高過ぎたのが66.7%と依然として高水準なので、これぐらいは全く問題なさそうです。不動産で60%台以上と言うのも高過ぎる気もしますが(笑)。

●通期会社予想(進捗率) → 3Qとの差異 → 前年度4Q単体
売上高 168.06億円(75.3%) → 41.51億円 → 27.69億円
営業利益 16.75億円(92.3%) → 1.29億円 → 1.30億円
経常利益 16.50億円(95.1%) → 0.81億円 → 1.17億円
純利益 10.91億円(90.5%) → 1.04億円 → 0.21億円

 進捗率だけを見ると利益面は楽勝ムードなのですが、前年度4Q単体の数字との比較だとギリギリとなります。好調のストレージも4Qに来期への先行投資などで利益は落ちる会社であり、出来れば底地などの売却で利益は確保してほしいところです。かと言って必要以上に売ってしまい業績が良くなり過ぎると無駄に来年度のハードルを上げることになるので塩梅が難しいですね。
 とりあえずは売上高158~161億円、営業利益16.8~17.1億円ぐらいを下限目途にしておこうと思いますが、なんにしろ今年が物件売買を手控えた1年目であり、次の本決算が来期以降の最低ラインとなる重要なものになるので無理に数字は作らないでいい気もします。

 目標株価1,320円(132円は併合前だったので訂正)は現状では変更なし。その辺りまで行けば少し枚数を減らしてもいいかもしれませんが、その前に週明けが怖いです(笑)。

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2012年2月より株式運用開始。現在は会社を退職し「長期投資家」を目指して日々勉強中です。
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